SGH

サステナブル調達の推進

社会課題に対する認識

人権、環境などに対する企業への要請が世界的に高まる中、国内外のサプライチェーン全体で持続可能な事業活動への取り組みが求められています。国連による持続可能な開発目標「SDGs」においても、“グローバルなパートナーシップと協力に向けた強い意志がない限り、実現できない”とパートナーシップの活性化が求められています。SGホールディングスグループは、20,000社以上のビジネスパートナー(調達先)に支えられる企業グループです。サプライチェーン全体でCSR活動を推進することは、持続可能な社会の発展に貢献するのみならず、自らの発展に寄与するものと考えます。

お取引先の管理・啓発に関する方針

約20,000社以上の協力会社(2020年3月末時点)に支えられる企業グループとして、協力会社の持続性はSGホールディングスグループの事業課題のひとつだと考えます。そこで、ビジネスパートナー(調達先)とともに繁栄するために、SGホールディングスグループのCSRに対する考えや調達への企業姿勢を示した、SGホールディングスグループ「取引先CSRガイドライン」を2014年に制定しました。このガイドラインでは、ビジネスパートナー(調達先)に対し、7項目についてそれぞれ理解と協力を求めています。

取引先CSRガイドライン

  • 法令遵守
    国内外の法令を遵守し、企業倫理に基づいた公正、公平な事業活動を行います。
  • 安全・安心の維持、向上
    安全・安心は、私たちの最優先課題です。お取引先とともに安全の維持、向上に努めます。
  • 人権・労働環境への配慮
    基本的人権を尊重し、安全で衛生的な労働環境を確保します。また、当該地域の法令を遵守します。
  • 公正な取引
    誠実な姿勢でお取引先に接し、自由で公正な競争の機会を提供します。適切な信頼関係を築くことでお取引先との共存共栄を目指します。
  • 地球環境への配慮
    地球温暖化や大気汚染などの防止に努め、地球環境に配慮した事業活動を推進します。
  • 情報セキュリティの保持
    事業活動に関わる機密情報および個人情報は厳重に管理し、盗用、漏えいおよび改ざんなどを防止します。
  • 地域社会との共生
    国内外の地域社会の発展に奉仕し、お取引先とともに社会との共生を目指します。

取引先管理規定

SGホールディングスグループでは、「取引先管理規定」を定め、ビジネスパートナー(調達先)とSGホールディングスグループ双方にとって適切な形でのお取引を実践しています。取引先管理規程では、お取引先の選定、評価、管理に関する項目を定めており、これに則り、選定において取引先選定委員会を実施し、SGホールディングスグループの方針に合意いただいたうえでお取引を開始しています。

また、既存のお取引先に対しては、定期的に評価を行い、課題があれば共同で解決を行ったり、場合によってはお取引の見直しを行うことを方針としています。

取引先管理規程(抜粋)

  • 第1条 目的
  • 第2条 適用範囲
  • 第3条 定義
  • 第2章 取引先の管理・選定・評価
  • 第4条 取引先の管理
  • 第5条 取引先選定委員会の開催
  • 第6条 新規取引先の選定
  • 第7条 既存取引先の評価

お取引先の管理・啓発に関する体制

SGホールディングスグループでは、グループ共通で使用するガソリンなどの燃料や、その他各種資材の調達を佐川アドバンス株式会社にて一括して行っています。その他、事業会社独自に使用する資材の調達や、物流協力会社の管理については、事業会社ごとに行うことで、グループ全体に関わる調達先と、個社単位の調達先を効率的に管理しています。

お取引先の管理・啓発に関する体制図

お取引先の管理・啓発に関する目標・実績

バウンダリ 中長期目標 2019年度実績
SGホールディングスグループ ビジネスパートナー(調達先)に対するSGホールディングスグループ「取引先CSRガイドライン」の周知・啓発 取引先管理規定に従い、不正や反社会的勢力との取引を防止する観点で新規取引先に対し取引先選定委員会を実施しました

お取引先の管理・啓発に関する取り組み

管理

SGホールディングスグループでは「取引先CSRガイドライン」を制定し、ビジネスパートナーとの意識共有を図っています。2018年度に実施した国内のお取引先に関するCSRマネジメントの状況ヒアリングでは、CSRガイドラインをお取引先に配布するなど活用している事業会社は一部であるという結果でした。ガイドラインの内容についても、現状の社会からの要請に十分応えるためには定期的な見直しが必要であるという考察が得られました。この2点については引き続き課題として取り組んでまいります。

また当社グループでは「取引先選定委員会」を設置し、反社会的勢力との取引を防止するとともに取引先の信用力の確認等を行っています。今後はこの仕組みにサステナビリティの視点も取り入れていきたいと考えています。

啓発

SGホールディングスグループは、「安全・安心な交通社会の実現」をCSR重要課題のひとつに掲げています。佐川急便では、世の中から交通事故をなくすため、主要なビジネスパートナー(調達先)である幹線輸送会社に対し、安全パトロールやセミナーなどさまざまな取り組みを行っています。

項目 内容 2019年度実績
幹線輸送安全パトロール 長距離運転をする幹線輸送ドライバーの交通事故と車両故障の未然防止を目的に、「佐川急便幹線輸送安全パトロール」を年1回実施。全国主要高速道路のSA・PAにて、路線便の中間点呼および車両点検を実施し、車両事故、車両故障の未然防止に向けた意識向上を図る。 1回実施
幹線輸送協力会社安全セミナー 路線輸送協力会社の経営者を招き、トラック事業者に必要な安全管理研修・実技講習を実施。 1回実施
幹線輸送ターミナル点検 佐川急便の営業所やハブセンターに到着した幹線輸送会社のドライバーを対象に、激励をしたり日常点検を行ったりする「佐川急便幹線輸送ターミナル点検」を年1回実施。 1回実施
SG路線協力会全国幹事会 全国の幹線輸送協力会社の経営者との全国会議を年1回実施 1回実施
テーマ:
佐川急便の幹線輸送の方向性について