SGH

品質

品質に関する方針

SGホールディングスグループは、安全・安心なサービスを提供するための基盤は品質であると考えています。グループ各社の特性に応じて品質向上に向けた体制や仕組みを整備し、お客さまや従業員の信頼に応えるサービス品質を目指しています。

品質に関する体制

SGホールディングスグループは、各事業会社の特性に合わせた品質管理体制を構築しています。例えばグループの中核を担う佐川急便は、本社に品質保証部を置くほか、全国の支店と営業所に品質を管理する責任者を選任しています。この責任者らが定期的に品質水準を確認することで、品質の維持と向上に取り組んでいます。

品質に関する取り組み

目標達成とルール遵守の取り組み

佐川急便はISO9001に基づき品質管理を行っています。以下の5つの品質項目を掲げ、応対品質は支店・営業所ごとの数値目標を、貨物品質および時間品質は全国統一の数値目標を月ごとに追い、これらの品質項目に関して問題が発生した場合には、支店および営業所を横断して行われる週次の全体朝礼で共有され、即時対応が行われています。年次では国内の全営業所に対する内部監査が行われ、約60項目がチェックされます。内部監査員は社内資格の保有者で、現在約3,000名が登録されています。

品質項目(佐川急便) 対象 結果 発生率(配達率)
前年比
応対品質 ①クレーム発生率(応対関連) 改善 88.9%
②クレーム発生率(応対以外) 改善 79.7%
貨物品質 ③発送貨物事故発生率 目標達成 101.1%
④到着貨物事故発生率 目標達成 100.8%
時間品質 ⑤商業午前中配達率 目標達成 101.1%
品質チェック機能例(佐川急便)
頻度 名称 目的 参加者・担当者
本社 支店 営業所 内部
監査員
週次 全体朝礼での品質報告 品質項目の達成状況を報告。問題があれば即時対応 取締役
各部部長
支店長 所長
月次 全国支店長会議 品質項目の達成状況を報告。問題があれば即時対応 取締役
各部部長
支店長 所長
年次 内部監査 国内の全営業所を対象に約60項目の品質をチェック。 内部監査員は佐川急便が定めた有資格者(約3,000名が保有)

お客さまの声を活かす仕組み(佐川急便)

佐川急便は各営業所にカスタマーサービス課を設置し、お客さまのご要望にいち早くお応えするための体制を備えています。またウェブサイトや電話で寄せられるお客さまからのご意見・ご要望は、本社の品質保証部がお客さま満足度を向上させるために活用しています。

フォークリフト運転技能コンテスト(佐川グローバルロジスティクス)

ロジスティクス事業を展開する佐川グローバルロジスティクスでは、フォークリフト運転技能コンテストを開催しています。このコンテストはフォークリフトオペレーターの安全意識と運転技術および点検技術の向上を目的としています。


安全・安心なサービスの提供