SGH

トップメッセージ

どのような環境下でも社会を支える

進化する「セールスドライバー®」

当社グループは、1957年3月に創業者が自ら1つの荷物を運んだことから始まります。飛脚業として当時より、お客さまのために自分は何ができるかを考え、できることを精いっぱい実践する「飛脚の精神(こころ)」を理念として掲げてきました。現在は総合物流企業へと事業領域を拡大し、「飛脚」は「セールスドライバー®」と名前を変えました。そして時代と共にセールスドライバー®の仕事は変化し、単に荷物を運ぶだけでなく、常にお客さまのニーズを収集し、お客さまが気づかない物流課題までをも発掘しています。

セールスドライバー®が見つけた物流課題を解決するのが、グループ横断の先進的ロジスティクス・プロジェクトチーム「GOAL®」です。お客さまの課題に対して運送のみならず、サプライチェーン全体最適の視点で、オーダーメイドでソリューションを創り上げています。

いつの時代でも変わらない「使命」

物流事業は、社会インフラとして企業活動や個人の生活に重要な役割を担っています。どのような環境下でも物流で社会に貢献する、これは当社グループの使命であると考えています。物流業界を取り巻く経営環境は以前にも増してとても速く変化しています。当社グループでは、中期経営計画において「経営基盤の強化」を掲げ、変化の激しい時代に対応できるモデルの構築を進めています。

2020年3月期は次世代型大規模物流センター「Xフロンティア®」が開設し、2021年3月期にかけて、越境ECなどの国際物流拠点や大型・特殊輸送の拠点、ECプラットフォーム、及び宅配便の中継センターが順次稼働します。本センターの稼働により、増加する宅配ニーズに応えるに留まらず、生産性を向上させることにより社会問題化しているドライバー不足の解消や、さまざまな機能の組み合わせによる新たな価値の創出に取り組んでまいります。

変化に柔軟に対応することで持続的な成長を実現し、お客さまへの新たな価値の提供や、株主の皆さまへの安定的な配当など、ステークホルダーからのさまざまな期待にお応えします。皆さまには、一層のご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

SGホールディングス株式会社
代表取締役会長

独自のビジネスモデルで持続的成長を実現する

IT化による経営管理と物流ソリューションの提供

株主の皆さまが抱く当社グループのイメージは、街中を往き交う佐川急便のトラックやご自宅にお届けする青い縞模様のユニフォームの配達員ではないでしょうか。皆さまから見た場合、宅配をしている会社はいずれも同じようなサービスを提供しているように映ると思います。

そこで私は、株主の皆さまと対話する時に、冒頭で当社グループの強みやそれを支える独自のビジネスモデルをできる限りわかりやすくお伝えするよう心がけています。佐川急便の1つ目の特徴は、大きい荷物から小さい荷物まで何でも運ぶことができる点です。さまざまな形の荷物に対応可能な施設を全国に展開し、品質と効率性を重点においたネットワークを展開しています。

2つ目の特徴は、時代と共に大きく役割が変化した約21,000名のセールスドライバー®です。以前は「集荷・配達・集金」が業務の中心でしたが、現在はお客さまのニーズ把握や潜在的な課題を発掘する「情報収集」に変わりました。この情報をGOAL®に持ち帰り、お客さまに最適な物流ソリューションを提供しています。

この2つの特徴をより効果的に事業に活用するために、2005年よりITの全体最適化に取り組み、また、2014年には「ビッグデータ分析基盤」の稼働を開始するなど早期からIT化による経営コントロールに取り組んできました。荷物1個単位での徹底した採算管理を継続的に実施することにより、安定的な成長を実現しています。

持続的成長に向けて

技術の進歩により社会は大きく変化しました。お客さまのニーズはますます多様化し、流通はますます高速化かつ複雑化しています。このような環境の下、当社グループは総合物流企業として、包括的に物流をサポートできる体制をさらに強化しています。グループの専門性を高めることでGOAL®をさらに進化させ、同業他社及び異業種と積極的に協力し合うことで、トータルロジスティクス機能を強化しています。また、環境や社会に配慮するESGへの要請が高まる中、事業を通じて持続可能な社会の実現に貢献しています。

引き続き当社グループに一層のご理解とご支援を賜りますよう、何卒お願い申し上げます。

SGホールディングス株式会社
代表取締役社長