INTERVIEW
07
佐川グローバルロジスティクス株式会社
／関西エリア
Tsuyoshi Kubo
2020年入社
01.
FIRST STEP
就職活動時、人事担当の方からキャリアステップに関する話を聞く中で、私は将来的に「企業の物流面の課題を解決する提案ができる人になりたい」と思い、「物流ソリューションコース」を選びました。
1年目は、ＳＧホールディングスグループの中核である佐川急便の関西エリアのサービスセンターに配属となりました。業務としては、台車を用いてオフィスへの集荷・配達を行いながら、法人向けの営業を担当。
現場に入る前は、営業ノルマや上下関係が厳しいのでは…と想像し、不安が無かった訳ではありません。ただ実際には、上長は業務内容を丁寧に教えてくださり、また、業務が遅れそうなときはフォローしてくださるなど、「安心感」の中で仕事を行うことができ、事前のイメージとは全く違いました。
02.
COMMUNICATION
佐川急便の仕事の中で、最も大切にしていたのは、お客さまの声に「耳を傾ける」ことです。配達・集荷先のお客さまに、「お困りごとはないですか？」と声を掛け続けました。配送にかかるコストやリードタイムなど、お客さまの抱える課題はそれぞれ異なります。こういったご要望を一つ一つ吸い上げていくことが、自分が目指す「物流ソリューションの提案」の土台になると考えていました。
相手に耳を傾けるという姿勢は、2年目から出向している佐川グローバルロジスティクスでの業務においても常に意識しています。基本的な仕事は、倉庫内でのお客さまからお預かりした商品の物流加工業務の進捗や在庫の管理。入荷から出荷までの全工程の管理から、設備や収支のマネジメントまで多岐に渡ります。中でも一番難しさを感じているのは、「人材管理」。私が働く物流倉庫は規模が大きく、働くパートナー社員も多いので、一人一人と信頼関係を築くのも、新たに人員を採用するのも大変です。パートナー社員の皆さんは、倉庫内業務に関して自分よりずっと経験が長い方が多いです。ここでも「お困りごとはないですか？」と声をかけ、寄り添う姿勢を大切にすることで、密なコミュニケーションを取ることができています。
03.
PROPOSAL
「物流課題への改善提案ができる人になる」という目標まではまだ道半ばですが、佐川グローバルロジスティクスへの配属となった2年目からは、現場の課題を探り、倉庫内作業の改善提案に積極的に取り組むことができています。箱からの商品の取り出し方を変える、同梱する書類の折り方を変える…。一つ一つは細かいことですが、倉庫内作業の現場では、こうした小さな改善の地道な積み重ねが、生産性の向上に大きく貢献します。私の改善提案は、日ごろパートナー社員からヒアリングした“お困りごと”がベースになっています。提案が実現し、現場のパートナー社員の皆さんに喜んでもらえたときには、達成感がありましたね。そして3年目の今は、さらに一歩進んで、現場をより良くするための人材採用や、新人教育にも携われるようになりました。
このように、さまざまな場面で提案を行い、お客さまや現場からのご要望・ご期待に応えていくことができるのが、私にとっての大きなやりがいです。今後は、これまでの経験を糧に、物流ソリューションを提案できる人間に成長していきたいと思います。
QUESTION
就職活動を進めるうえで重視していたのは「挑戦しながら自分が成長できる環境か」と「自らが成長するためのサポート体制が整っているか」の2点。ですが、“挑戦”という部分で納得できる仕事がなかなか見つからずにいました。もともと物流業界を志していた訳ではありませんが、ＳＧホールディングスの説明会に参加した際に聞いた「信頼、創造、挑戦」という企業理念に、「この会社なら安心してチャレンジできる」と感じ入社を決意しました。
「自分がやりたい！」と手を挙げたら、チャレンジさせてもらえるところが好きです。例えば業務の中での改善提案もそうですし、業務にあたる中で見えてきた自身のキャリアについても、人事面談を通して後押ししてもらえる環境が整っていると感じています。実際に今、自分が思い描いたキャリアを歩めていますし、着実に力をつけて将来的には大きな案件に携われたらと考えています。
佐川グローバルロジスティクスでは、業界・業種問わず多くのお客さまとの関わりがあります。その環境でさまざまな知見を蓄積しながら、自分が一番活躍できる得意分野をＳＧホールディングスグループの中で見つけられたらと思います。まずは総合物流の提案を行えるようになることが目下の目標ですし、ゆくゆくはチームを率いていけるようになりたいと考えています。
