INTERVIEW
08
ＳＧＨグローバル・ジャパン株式会社
／オペレーション企画部
Momoko Ichikawa
2020年入社
01.
INTERNATIONAL
私は、国際物流を事業とするＳＧＨグローバル・ジャパンで、海上貨物のフォワーディング係に所属しています。「フォワーディング」とは、荷主からお預かりした荷物を海外へ輸送するために、さまざまな手配をする業務のことを指します。例えば、荷主からお預かりした商品を輸送するために、船のブッキング（貨物スペースの予約）や、海外の船会社との運賃交渉、それに伴うB/L（Bill of Lading。荷主と運送人との間で運送契約を結んだことを証明する書類、船荷証券のこと）といった書類の作成などです。
フォワーディング係の中でも、さらに「輸出」と「輸入」でメンバーが分かれているのですが、私は主に「輸出」を担当しています。海外のお客さまとやり取りをする場面が多いので、言葉の壁や文化の違いに直面することもあるのですが…その分、「あなたの手配のおかげで、販路が拡大できそうだよ」といったお言葉をいただくこともあり、お役に立ててよかった、とうれしくなります。
輸出で取り扱う商品の種類は、本当にさまざまです。機械部品もあれば、食品や衣料品、梱包資材、大きいものでは自動車まで。幅広い業界・業種のお客さまと関わることができるのも、この仕事の魅力かなと思っています。
02.
GROWTH
学生時代から「海外に関係する仕事に携わりたいな」と思っていたんです。でも、専門的な知識があったわけではなくて。そんな私に、上司や先輩方は、基礎の基礎からとことん教えてくださいました。
入社1年目は、とにかく国際物流の基礎を習得することを目標に、小規模な案件をたくさん経験させていただきました。そのおかげで、基本的な業務のスキルがかなり身に付いたと自負しています。そんな私の仕事ぶりを見て、上司から「今度はこれ、やってみる？」と少しずつ難易度の高い案件を担当させていただけるようになり、入社2年目には、より専門的な知識が必要とされる案件でも、最初から最後まで一人で仕事を回せるようになりました。
3年目の今、私にも後輩ができ、以前よりも規模の大きな案件を担当させていただいています。その中でもスピード感を持って対応できているのは、入社当初にしっかりと基本的なスキルを身に付けられたことが大きいと思います。輸出だけでなく輸入案件も任せていただけるようになりました。入社当時の自分と比較すると、着実に一人でできることや知識が増え、お客さまや海外の船会社などと交渉する力が上がってきていると実感しています。
03.
SOCIETY
子どもの頃から、私はあまり表に立つのが得意な性格ではありませんでした。でも、だからこそみんなを陰ながら支えるような人になりたいと思っていて。物流業界は、それを叶えてくれる舞台だと感じています。
ＳＧホールディングスに入社し、世界を見るときの視点が一つ増えました。学生の頃は、商品がどのようにして自分の手元に届いているかなんて、考えもしませんでした。でも今は、商品がどのような経緯で運ばれていくのか、そして自分がその大きな流れのどこを担っているかが、分かるようになりました。
休日に買い物へ出掛けたり、通販サイトを覗いたりしていると、ふと自分が取り扱った商品に出会うことがあります。そんな瞬間に、国際物流という仕事を通じて、誰かの日常を支えることができているのだな、とうれしくなります。入社前に思い描いていたビジョンである、「社会にとっての縁の下の力持ちのような存在」になれていることを、誇りに感じています。
QUESTION
専門的な知識や経験はゼロでしたが、「海外に携わる仕事をしてみたい」と思っていました。しかし、業界を絞り込むことができず悩んでいたとき、「物流」という形であれば、さまざまな業界とつながりを持ちつつ働くことができるのではないかと思い、物流業界に興味を持ちました。また、社会の下支えとして、インフラを担っている点も物流業界に興味を持った理由の一つです。中でも、ＳＧホールディングスグループは、企業間物流の案件が多く、規模の大きい仕事ができる点に惹かれ、入社を決めました。
「やりたい」と思ったことに挑戦させてくれる風土が好きです。社内でもよく「次、これやってみたいんだよね」という発言を耳にしますし、私も周囲に自分の希望を伝えるようにしています。ＳＧホールディングスグループは私たち従業員の能力や、やる気に応じて、成長のチャンスをくれます。そんな企業グループだからこそ、従業員からも「あれに挑戦してみたい」「私にもやらせてください」といった声が上がるカルチャーが存在しているのだと思います。
私はまだ入社3年目ということもあり、次のフェーズに進む、というよりも、今の職場でさらに成長したいと思っています。特に、お客さまや営業職からの質問に、最適な提案を即座にできるようになりたいです。ＳＧホールディングスグループにはいろんな選択肢があるので、もしかしたら、別の事業会社に行く未来もあるかと思いますが、まずは目の前の仕事を精一杯取り組んでいきたいと思います。
