SGリアルティ
佐川急便営業所において自家消費型太陽光パネルを設置、 環境認証制度BELSおよびCASBEEを取得
再生可能エネルギー設備導入による施設の脱炭素化促進
サステナビリティ
SGホールディングスグループにおいて不動産の賃貸・管理・開発事業を展開するSGリアルティ株式会社(以下「SGリアルティ」)が所有・管理する佐川急便横浜緑営業所、小田原営業所および武蔵村山営業所において、自家消費型太陽光パネルを設置しました。併せて環境認証制度であるBELSおよびCASBEEを取得しました。
佐川急便武蔵村山営業所に設置された自家消費型太陽光パネル(2023年2月24日より稼働開始)
- 自家消費型太陽光設備設置の経緯
SGリアルティでは、2012年より自社で所有する100か所の物流施設の屋根に、売電および自家消費を目的とした太陽光発電パネルを設置しています。一方で、2022年4月に策定した中期経営計画の基本戦略の1つである「環境に配慮した不動産開発の推進・再生可能エネルギー事業の拡充」にも取り組んでおり、当該3物件に自家消費型太陽光設備を設置し、2月24日より稼働しています。
- 自家消費型太陽光パネル設置による効果
設置した太陽光発電パネルは、発電容量合計340kWで、年間約362MWhの発電量を見込んでいます。また、CO2排出量においても、太陽光による発電により、年間約161tのCO2排出量の削減が期待できます。
- 環境認証制度BELSおよびCASBEEを取得
自家消費型太陽光設備の設置により、建築物省エネルギー性能表示制度であるBELSの最高位「5つ星」を取得しました。BELSは、新築と既存建物の双方を対象に、一次エネルギー消費量をもとにBELS実施機関が省エネルギー性能を客観的に評価する制度です。
また、横浜緑営業所、小田原営業所においては、環境や省エネルギーに配慮した施設として、CASBEE建築評価認証Aランク(大変良い)を取得しました(武蔵村営業所は竣工時にAランクを取得済み)。CASBEEは、建築物の環境性能で評価し格付けする手法であり、省エネルギーや環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮はもとより、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建物の品質を総合的に評価するシステムです。
BELSについて
BELSは、Building-Housing Energy-efficiency Labeling Systemの略称で、建築物における省エネ性能を第三者評価機関が評価し認定する、建築物省エネルギー性能表示制度です。
CASBEEについて
CASBEEは、建築物や街区、都市などに係わる環境性能を様々な視点から総合的に評価するためのツールです。
- 物件概要
■佐川急便横浜緑営業所
所在地 |
神奈川県横浜市瀬谷区目黒町35-1 |
敷地面積 |
10,259.65㎡ |
延床面積 |
8,284.57㎡ |
建物規模 |
地上3階 |
竣 工 |
2022年3月 |
太陽光パネル面積 |
690㎡ |
太陽光パネル容量 |
120kW |
CO2削減量 |
60.59 (ton/年) |
■佐川急便小田原営業所
所在地 |
神奈川県小田原市鬼柳146-2 |
敷地面積 |
12,565.71㎡ |
延床面積 |
4,610.89㎡ |
建物規模 |
地上2階 |
竣 工 |
2022年1月 |
太陽光パネル面積 |
664㎡ |
太陽光パネル容量 |
120kW |
CO2削減量 |
52.60 (ton/年) |
■佐川急便武蔵村山営業所
所在地 |
東京都武蔵村山市伊奈平2-60-1 |
敷地面積 |
3,821.12㎡ |
延床面積 |
2,400.28㎡ |
建物規模 |
地上2階 |
竣 工 |
2020年8月 |
太陽光パネル面積 |
501㎡ |
太陽光パネル容量 |
100kW |
CO2削減量 |
48.70 (ton/年) |
SGリアルティは、今後も環境に配慮した不動産開発の推進・再生可能エネルギー事業の拡充を進めてまいります。
SGリアルティ株式会社Webサイト
https://www.sg-realty.co.jp/