SGH

SGホールディングス、SGシステム

経済産業省・東京証券取引所主催『DX銘柄2021』に当社が選定されました!

事業

SGホールディングス株式会社は、SGシステム株式会社が主導する「レガシーシステムの撤廃、開発・保守の内製化」、「ワンストップに蓄積されたデータを活用・分析した経営のデータドリブン化」や「IoT・AI・ロボティクス等の先端技術を活用した業務改革・サービス強化」等のDXに向けた一連の取り組みが評価され、経済産業省と東京証券取引所が共同で実施する『DX銘柄 2021』に当社が選定されました。

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当社グループでは、基幹システムを皮切りに、オープン化されたグループ共通プラットフォームにグループ各システムを整理統廃合することで、レガシーシステムから脱却し、開発・保守を内製化しております。また、グループ共通プラットフォームへの統合によりワンストップに蓄積された各システムのデータ(ビッグデータ)を活用・分析し、経営のデータドリブン化を推進してまいりました。一例としては、荷物1個当たりの原価管理を行い、可視化された荷物の採算性に基づき適正運賃収受に取り組むことで、安定的な事業成長に貢献しております。その他、抜本的な業務効率化を目的とした、AI活用による配送伝票入力業務の自動化※1等、DXに向けて様々な取り組みを推進してまいりました。

現在は、「伝票情報デジタル化によるルート最適化」「TMSTransportation Management System)※2の強化」等、抜本的な業務改革・サービス強化を目的としてDXを推進しております。このようなDXの推進に加え、DXを促進させる戦略・ガバナンス、組織、人材、システム対応の取り組みが評価され、このたびのDX銘柄選定につながりました。

伝票情報デジタル化による、配達ルートの最適化

日本の宅配便の不在再配達率は高い水準にあり、配送事業に携わる事業者にとって従業員の負担軽減はもちろん、受け取り手である顧客の利便性向上は喫緊の課題であります。そこで佐川急便では、伝票情報のデジタル化に取り組んでおります。現状の配送伝票には手書きが残っており、配達順序に応じた車両への荷物の積み込みや伝票の並び替えは手作業で行われるほか、作業者の熟練度に応じて業務品質にも差が生じております。これをAI-OCRを活用しデジタル化することで配送情報の自動読み込み実施。この情報を活用し、AIによる配送ルートの最適化をすることで、業務の効率化のみならず、サービス品質やお客様の利便性向上を目指してまいります。

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伝票情報デジタル化による、配達ルートの最適化


TMS強化に向けたプラットフォーム構築

全国各地の佐川急便および協力会社のネットワークを活用したTMSビジネスを更に拡大すべく、TMSプラットフォームを構築しております。荷物とドライバーのマッチング率、協力会社の稼働率、トラックの積載率の向上を可能とすることで、協力会社と一体なってTMSビジネスの拡大を目指します。このTMSプラットフォームを活用し、宅配便では運べない大型・特殊貨物の輸送やJITJust In Time)納品、共同配送、小口チャーターサービスなど、お客さまのビジネスのあらゆる求めに応じて、お客さま固有の「物流」を総合的にプロデュースしてまいります。

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TMSの強化


当社グループは、これからもオープン化されたグループ共通プラットフォームをベースに、トータルロジスティクスの機能を強化させ、さらに同業他社やベンチャー企業を含めた異業種との連携や、IoTAI・ロボティクス等のテクノロジーを活用することで更なるDXを推進し、常にお客さまにとって最適なソリューションを提供してまいります。

DX銘柄2021について

DX銘柄とは、東京証券取引所に上場している企業の中から、企業価値の向上につながるDXを推進し、活用実績が表れている企業を選定して紹介するものです。選定企業は、単に優れた情報システムの導入、データの利活用をするにとどまらず、デジタル技術を利用したビジネスモデルを展開し、経営変革にもチャレンジし続けている企業です。今年は28社が選定されております。
※1 佐川急便の配送伝票入力業務を自動化するAIシステムが本稼働
  https://www.sg-hldgs.co.jp/newsrelease/2019/0802_1473.html
※2 TMS(Transportation Management System)
  https://www.sagawa-exp.co.jp/goal/totalsolution/tms/


SGシステム株式会社 Webサイト
https://www.sg-systems.co.jp/