佐川急便
JR九州と九州新幹線を活用した貨客混載実証実験実施
事業
SGホールディングスグループの佐川急便株式会社は、九州旅客鉄道株式会社(以下、「JR九州」)と宅配便荷物を九州新幹線で運ぶ貨客混載事業を検討しており、この事業開始に向けた実証実験を2021年2月24日に実施いたしました。今回の実証実験の結果を踏まえ、これからも事業化を目指し検証を進めてまいります。
鹿児島中央駅での引き渡し
九州新幹線への積み込み
実証実験の概要
実施日 | 2021年2月24日(水) |
内容 | 佐川急便が指定場所より宅配便荷物を集荷、九州新幹線(博多駅・鹿児島中央駅上下間)の業務用室に宅配便荷物を積載し、輸送。 |
対象列車 | 「さくら402号(N700系8両)」(JR鹿児島中央駅12:00発→JR博多駅13:37着) 「さくら411号(800系6両)」(JR博多駅13:13発→JR鹿児島中央駅14:49着) |
※新幹線への荷物の積み降ろしはJR九州商事株式会社が対応。
※鹿児島中央→博多は朝採れの野菜等を輸送。
※博多→鹿児島中央はダミーの荷物(空の段ボール箱)を輸送。
運用フロー
① 佐川急便がJAいぶすきにて宅配便荷物を集荷、JR鹿児島中央駅まで輸送した後、JR九州商事へ引き渡し。
② JR九州商事が新幹線車内の業務用室へ宅配便荷物を積み込み。新幹線にてJR博多駅まで輸送。
③ JR九州商事がJR博多駅にて新幹線車内から宅配便荷物を取り卸し、JR博多駅内宅配サービスカウンターにて佐川急便へ引き渡し。
① 佐川急便がJR博多駅内宅配サービスカウンターへ宅配便荷物を輸送。
② JR九州商事がJR博多駅内宅配サービスカウンターにて宅配便荷物を集荷し、新幹線車内の業務用室へ積み込み。
③ 新幹線にてJR鹿児島中央駅まで輸送。JR九州商事が新幹線車内から荷物を取り卸し、佐川急便へ引き渡し。
JAいぶすきでの集荷
業務用室への積み込み