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SGホールディングス

2021年3月期 第1四半期決算について

経営・人事

SGホールディングス株式会社は本日、2021年3月期 第1四半期決算を発表しましたので、お知らせいたします。

2021年3月期 第1四半期決算の連結営業収益は、新型コロナウイルス感染症(以下、「感染症」)拡大による巣ごもり消費の影響でBtoCの荷物が増加したことに加え、在宅率向上により配達効率が上がったことなどを受け、前年同期比で9.1%増加し、3,176億円となりました。また営業利益についても、取り扱い個数の増加などに伴い人件費や外注費が増加したものの、営業収益の増加に伴い277億円(同47.7%増)となりました。主な業績は以下の通りです。

2020年3月期 2021年3月期
第1四半期実績 第1四半期実績 前期比
営業収益 2,910億円 3,176億円 109.1%
営業利益 187億円 277億円 147.7%
経常利益 192億円 288億円 149.7%
親会社株主に帰属する当期純利益 101億円 172億円 170.3%

セグメント別概況

デリバリー事業においては、感染症拡大により、BtoBの取り扱い個数が荷主の営業自粛により減少した一方、BtoCは巣ごもり消費の影響を受け大幅に増加したことや、グループ横断の先進的ロジスティクスプロジェクトチーム「GOAL®(GO Advanced Logistics)」によるオンライン営業が堅調に推移したことを受け、営業収益は2,432億79百万円(前年同四半期比4.4%増)、営業利益は156億31百万円(同28.6%増)となりました。ロジスティクス事業では、感染症対策医療物資の物量増加などにより、営業収益は407億57百万円(前年同四半期比29.0%増)、営業利益は20億63百万円(同299.3%増)となりました。不動産事業では、計画的に保有不動産を売却した結果、営業収益は172億73百万円(前年同四半期比59.4%増)、営業利益は84億9百万円(同80.8%増)となっています。

感染症の影響による緊急事態宣言解除以降、社会経済活動は徐々に再開する動きがみられるものの、感染第2波への懸念など予断を許さない状況が続いております。このような状況のもと、SGホールディングスグループは、社会インフラを担う物流企業グループとして、社員への感染症対策を徹底するとともに、日々変化するお客さまのニーズに柔軟に対応した輸送サービスを提供してまいります。