SGホールディングス
「ダイバーシティアワード2019」最終選考をリモート開催
サステナビリティ
SGホールディングス株式会社は、グループ横断のダイバーシティ&インクルージョン(以下「D&I」)推進の取り組みとして、第2回目となる「ダイバーシティアワード2019」を開催しました。今回は、新型コロナウイルスの感染拡大防止と、ウイルスの影響下における「新しい働き方」の実践として「女性活躍推進部門」と「働き方改革部門」の全2部門の最終選考について、プレゼンテーションをリモートで審査する新しい方式を導入して行われました。
SGホールディングスグループでは、D&Iの一環として2011年から女性活躍推進に向けたプロジェクトを展開してきましたが、現在では外国籍従業員、障がい者、性的マイノリティ(LGBT)、シニア人材などの多様な人材の活用を推進し、すべての従業員がいきいきと働ける職場環境を目指しています。D&Iにフォーカスした社内取り組みを表彰するアワードは2013年度から開始し、当初は女性活躍を対象としておりました。2018年度からは名称を「ダイバーシティアワード」に変更し、『女性活躍推進部門』および『働き方改革部門』と2部門制で実施しております。これは、女性に限らず幅広い人材の雇用促進や在宅勤務の推奨、時差出勤や短時間雇用など、労働形態の多様化などによって、さまざまな働き方を選択できる環境を整えることが、社会インフラを担う物流企業として、企業と社会の持続性に繋がるという考えによるものです。
今年度は、新型コロナウイルスの影響を受け中止も検討しましたが、このような環境下でも柔軟に実施することがD&Iの理念に合致すると考え、予選を通過した6チームが作成した音声付きのプレゼンテーション資料を、グループの経営陣を含めた審査員がリモートで審査するという新しい方法で実施しました。


審査の結果、『女性活躍推進部門』は、リピート通販事業者向けのサービスをプラットフォーム化することで、お客さまの利便性向上や商品の拡販に取り組んだ「佐川グローバルロジスティクス 九州支店」が選ばれました。
『働き方改革部門』では、「新たな雇用の創出」や「新たな集配体制の構築」などの多様な働き方を推進することで、定着率向上など、人材の安定的な確保に取り組んだ「佐川急便 九州支店 北九州営業所」が選ばれました。
これからもSGホールディングスグループは、多様な価値観を尊重する競争優位性の高い企業へと発展するため、さまざまな取り組みを通じてグループ全従業員が活躍できる組織づくりを推進してまいります。
第2回「ダイバーシティアワード2019」
1. 実施概要
D&I推進の中でも重要課題としてSGホールディングスグループ全体で取り組んでいる「女性活躍推進」または従業員一人ひとりを巻き込んだ「働き方改革」に取り組み、各事業会社の事業や業績、風土改革に貢献した事業所やチームを表彰する社内制度。
2. 応募総数
SGホールディングスグループの各事業会社より合計102件応募
3. 審査員
SGホールディングス常勤取締役
SGホールディングスグループ各社からの選出者
4. 各賞受賞者
【グランプリ】
女性活躍推進部門
受賞者 | 佐川グローバルロジスティクス 九州支店 |
案件名 | SAGAWAが提供するリピート通販事業者向けの新サービスの構築 『SAGAWA TAO Pack』(Tsuhan All in One Package) |
内容 | 女性2名が中心となって、リピート通販事業者向けのサービスをプラットフォーム化。 作業の効率化や品質向上など、きめ細やかなソリューションを提案することで、お客さまの利便性向上や商品の拡販に取り組む。 |
働き方改革部門
受賞者 | 佐川急便 九州支店 北九州営業所 |
案件名 | ~新たなダイバーシティ戦略にて進化~ 『続・北九プロジェクト』 |
内容 | 障がい者が挑戦したいことをサポートするプログラムや、外国籍従業員の定着率向上による「新たな雇用の創出」を推進。 また、時差出勤、短時間雇用を導入した「新たな集配体制の構築」などの多様な働き方を推進することで、定着率向上など、人材の安定的な確保に取り組む。 |