SGH

用語集 さ行

サプライチェーン

製造した商品が、消費者に届くまでの一連の工程(プロセス)のことから、サプライ(供給)チェーン(連鎖)と呼ばれる。

サプライチェーンマネジメント(SCM)

原材料・部品などの調達、工場への運搬、製品の生産、製品を最終消費者へ提供するまでの全プロセス=サプライチェーン全体で、複数の企業間における情報共有や連携を図り、全体最適化を図る経営手法。略称:SCM(Supply Chain Management)。

シームレス

継ぎ目がないこと。物流業界においては、主に国際複合一貫輸送においての物流機材の規格を統一すること等により、作業負荷の軽減を図り、荷物の流れをスムーズにすることを指す。

シェアードサービス

複数社の総務・人事・経理などの共通業務を集約して専門的に行う別組織をつくり、経営の効率化を目指す経営手法。

私募REIT

非上場オープンエンド型不動産投資法人のこと。証券取引所に上場せずに、特定の投資家のみを対象とした私的な募集によって販売される不動産投資信託(REIT:Real Estate Investment Trust)。

SGホールディングスグループにおいては、SGアセットマックス株式会社が、物流不動産を主な投資対象とするオープンエンド型私募リート「SGAM投資法人」を運用している。

スマート納品®

顧客の調達(仕入れ)から入荷(入庫・検品)までのプロセスの業務効率化を推進するサービスで、佐川急便の中継センターや営業所などの大型施設にて、深夜・早朝を含む時間帯別や、商品カテゴリー別・ロケーション別などに仕分けして納品を行うことで、棚入れをスムーズにし、荷受け作業や出荷業務の負荷低減を実現する。主に大型物流施設や大規模ショッピングモール、展示会場、商業施設などを対象としており、要望に合わせた事前仕分けや納品時間をカスタマイズした配達により、作業スペースを最小化し、仕分け業務の効率化が可能となる。

SGホールディングス株式会社の登録商標

スマート・インポート®

アジア各国に生産拠点を持つ事業者を対象に、現地の物流拠点で製品を荷受けし、検品・アソート・国内配送伝票の貼付といった物流加工を行った後、日本国内の納品先まで国際輸送するサービス。海外で物流加工を済ませることで、国内での作業軽減や、不良品の返送・通関コストの削減に繋がり、リードタイムの短縮やコストの最適化を図ることができる。2016年10月より、ロジスティードと協働で、中国に生産拠点を持つ衣料品販売会社へのサービス提供をスタートし、現在はSGホールディングスグループのベトナム拠点からのサービスも始まっている。

SGホールディングス株式会社の登録商標

静脈物流(回収物流)

使用者・消費者に供給された製品や容器・包装などが任務を終えて、回収・再資源化の目的で還流される仕組み、および不具合品の回収業務(リコール)とそのマネジメント体系。人体の血液循環に模した名称で、反対に使用者や消費者への供給部分の物流を「動脈物流」と言う。

セールスドライバー®

佐川急便の集荷・配達や営業活動を兼ねるドライバー。単に荷物を集配するだけでなく、一人一人が、「物流に関するあらゆるサービスを顧客に提供する、佐川急便の代表者」として位置づけられており、各々が与えられた担当エリアにおいて、セールス活動、集配業務、物流提案、料金回収などの活動を通じ、顧客と深くつながっている。佐川急便が顧客の課題に合わせた物流ソリューションを提供する上で、最前線で活躍する非常に重要な職種。

SGホールディングス株式会社の登録商標

ソーター

マテハンの一種で、商品をアイテム別・納品先別などに自動で仕分けを行うための搬送機。