SGホールディングス
グループガバナンス体制強化に向けた組織改編および人事異動について
経営・人事
SGホールディングス株式会社は、SGホールディングスグループのリスク管理、ガバナンス体制をさらに強化・高度化するために、2025年10月1日付の組織改編および人事異動を以下の通り決定しましたので、お知らせします。
1.背景
当社は2025年4月にスタートした中期経営計画「SGH Story 2027」において、持続可能な経営に向けた取り組みを推進しており、重点戦略として「企業価値の向上に向けたカバナンスの高度化」を掲げています。これは、グローバル物流戦略を踏まえたグローバルガバナンス体制の整備・強化の推進、グルーブ会社のガバナンス体制の高度化などにより企業価値向上を図るものです。
当社グループは、以前からグループガバナンス体制の高度化に取り組んできましたが、2024年7月に名糖運輸グループおよびヒューテックノオリングループ、2025年5月にMorrison Express Worldwide Corporationがグループに加わったことを踏まえ、より一層グループガバナンスやリスク管理の意識を高め、実効性のあるものへと深化させるために、組織改編を行うことを決定しました。
2.目的
(1)「業務執行部門」、「間接管理部門」、「内部監査部門」の3つの体制に再構築し、牽制機能の役割を明確化することで、グループ全体のガバナンス体制の高度化を図ります。
①「業務執行部門」は当社およびグループ各社の事業執行担当が該当し、ビジネス推進に伴うリスクの直接的な管理者として責任を負い、適切にコントロールを行う。
②「間接管理部門」は、リスクマネジメント・法務などの専門部署が該当し、業務執行部門が実施するリスクマネジメントプロセスの適切性評価、運用のモニタリング、必要な支援・助言・監督を行う。
③「内部監査部門」は、業務執行部門および間接管理部門の業務を評価し、適切性を保証しながら必要な助言を行う。高度な独立性を有し、職務の客観性を保持する。
(2)SGホールディングスの組織改編により、3つの部門の機能・役割を発揮できる体制構築を図ります。
①間接管理部門として、「リスク統括室」を新設し、総務部のリスク管理機能を移管
・各種リスクの統合管理を行うとともに、担当部署へのリスク管理強化の推進を実施。
・業務執行部門の投資、新規業務取扱い時にリスクチェックおよびアドバイスを行う。
②内部監査部門として、「ガバナンス統制部」を新設
・内部監査、内部統制評価項目の検証、実効性評価を行い、実効性を高める。
・投資や新規業務に対して、牽制機能として最終の審査を行う。
③「秘書室」を新設し、総務部の秘書機能を移管
<3つの部門体制とSGホールディングス組織の概要>
【参考】SGホールディングス全体の体制

3.人事異動
■SGホールディングス株式会社
|
新 |
旧 |
吉田 貴行 |
執行役員 ガバナンス統括担当 |
執行役員 管理・統制担当 |
堺 治夫 |
秘書室長 |
総務部 専門職担当部長 |
名畑 伸晃 |
総務部長 |
コンプライアンス統括部長 |
兼重 裕二 |
コンプライアンス統括部長 |
コンプライアンス統括部 担当部長 |
大久保 潔 |
秘書室 理事 |
総務部 理事 |
大形 光輝 |
リスク統括室 担当室長 |
コンプライアンス統括部 課長 |
榎本 繁 |
ガバナンス統制部 担当部長 |
株式会社ワールドサプライ |
島本 倫子 |
内部監査部 専門職担当部長 |
コンプライアンス統括部 専門職担当部長 |