SGホールディングス
国内屈指のコールドチェーン創出に向け、グループ組織を再編
経営・人事
SGホールディングス株式会社(以下「SGH」)は、当社の連結子会社である名糖運輸株式会社(以下「名糖運輸」)、株式会社C&Fロジホールディングス(以下「C&Fロジ」)の2社について、名糖運輸を存続会社とした吸収合併を実施することを決定しましたのでお知らせします。
1.本再編の背景と目的
C&Fロジは食品低温物流の上流から中流域を得意としており、一方でSGHグループは非食品分野での常温物流のほか、サプライチェーンの中流から下流を主な事業領域としています。両社の事業は相互補完性が高い関係であり、シナジー創出が可能と判断し、2024年5月に株式公開買付けの実施を公表、同年7月にC&Fロジをグループ会社化しました。
グループ参画後の統合プロセスにおいて、営業面のみならず不動産、人事・人材、システム、会計、購買など幅広い領域でシナジーを創出すべく両社で議論を進めていくなかで、SGHグループにおけるコールドチェーンの創出は、低温物流の需要の高まりも受け重要な取り組みであることを再確認しており、共同でのサービス提供も始まっています。
今回の再編は、2025年4月から始まるSGHグループの新たな中期経営計画において、低温物流ソリューションの拡大へ取り組むにあたり、市場のニーズを踏まえ、統合をより進めた形にすることで大きなシナジーを素早く発揮し、付加価値の高いサービス提供を図ることを目的としたものです。
2.本再編の概要
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- 合併予定日 :2025年4月1日(火)
- 合併形態 :名糖運輸を存続会社とし、C&Fロジを吸収合併
3.再編後の会社概要
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- 会社名 :名糖運輸株式会社
- 所在地 :東京都新宿区若松町33番8号
- 代表者 :代表取締役社長執行役員 菅原 剛
4.再編による効果
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- 名糖運輸および株式会社ヒューテックノオリンが持つ食品低温物流におけるノウハウ、および低温物流を支える拠点、車両、従業員と、佐川急便をはじめとする広い顧客接点と提案力を有機的に組み合わせることによる、付加価値の高い低温物流サービス提供の早期化、最大化
- 新たな低温物流サービス提供領域の開発、および拡大に向けた推進体制の高度化
- SGHとC&Fロジの重複機能を解消することによる管理面の効率化
5.今後について
ヒューテックノオリンは2025年4月1日時点では名糖運輸の傘下になりますが、来春をめどにヒューテックノオリンも名糖運輸とガバナンスを揃え、SGホールディングスによる直接管理とすることを予定しています。
【参考】再編に伴う人事について(予定)
名糖運輸 2025年4月1日付
役 職 |
氏 名 |
担当・重要な兼職等 |
代表取締役社長執行役員 |
菅原 剛 |
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取締役常務執行役員 |
坂内 茂昭 |
管理本部担当 |
取締役常務執行役員 |
山宮 隆昭 |
経営企画担当 |
取締役執行役員 |
方志 敦 |
営業本部 兼 広域事業担当 |
取締役 |
高橋 聡 |
SGホールディングス(株) 執行役員 財務・経理担当 |
監査役 |
望月 大輔 |
(株)ヒューテックノオリン 監査役 |
執行役員 |
古坂 範佳 |
関係会社事業担当 |
執行役員 |
岩井 浩 |
(株)デイライン担当 |
執行役員 |
深見 誠一 |
統括事業担当 |
執行役員 |
小山 雄三 |
人事担当 |
執行役員 |
坂井 建一郎 |
サステナビリティ 兼 広報担当 |
※2025年3月31日付で古坂 範佳、岩井 浩、深見 誠一は取締役を、杉田 健一は監査役を退任
※2025年3月26日開催予定の臨時株主総会にて正式決定
ヒューテックノオリン 2025年4月1日付
役 職 |
氏 名 |
担当・重要な兼職等 |
代表取締役社長執行役員 |
安喰 徹 |
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取締役常務執行役員 |
坂内 茂昭 |
名糖運輸(株) 取締役 |
取締役常務執行役員 |
山宮 隆昭 |
名糖運輸(株) 取締役 |
取締役執行役員 |
松田 吉彦 |
営業本部 兼 広域事業担当 |
取締役 |
吉田 貴行 |
SGホールディングス(株) 執行役員 経営企画担当 |
監査役 |
望月 大輔 |
名糖運輸(株) 監査役 |
執行役員 |
本間 尚 |
開発事業担当 |
執行役員 |
榎谷 圭二郎 |
流通事業担当 |
執行役員 |
小山 雄三 |
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執行役員 |
坂井 建一郎 |
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※2025年3月31日付で本間 尚、榎谷 圭二郎は取締役を、杉田 健一は監査役を退任
※2025年3月26日開催予定の臨時株主総会にて正式決定