SGリアルティ
自動運転バスの社会実証走行に協力
SGリアルティ和光と和光市駅を繋ぐ「和光市駅北口~SGリアルティ和光線」を提供
事業
SGホールディングスグループにおいて不動産の賃貸・管理・開発事業を展開するSGリアルティ株式会社(以下「当社」)は、8月28日から9月8日の期間で、和光市が実施した自動運転サービス導入事業の社会実証走行において、当社が管理するSGリアルティ和光と和光市駅間で運行する路線バス(【和 14】和光市駅北口~SGリアルティ和光線)の路線提供を行いました。
自動運転バス社会実証中の様子
本実証走行に協力した経緯
本路線バスを運行する東武バスウエスト株式会社(本社:埼玉県さいたま市北区、代表取締役社長:金井 応季)は「和光市未来技術地域実装協議会」※1に参画しており、当該協議会が「和光版MaaS」※2の一環として自動運転バスによる輸送サービスを検討する中で、SGリアルティ和光線での実証走行について当社に協力要請がありました。
「和光版MaaS」の社会実証走行は、当社の経営ビジョンのうち、「環境を守り、地域社会と共生し、未来への責任を果たします」に合致する取り組みであることから、当該実証走行において路線提供を行いました。
※1和光市未来技術地域実装協議会
和光市未来技術地域実装協議会は、和光市が取り組んでいる自動運転サービス導入事業が国の未来技術社会実装事業に選定されたことで、和光市の事業内容に沿った国の関係省庁により令和2年11月に組織された協議会です。この協議会は、デジタル田園都市国家構想総合戦略に基づき、スマートシティの実現を推進するため、自動運転等の未来技術を活用した地域課題の解決と地方創生を目指し、未来技術の社会実装に向け国の関係府省庁による現地支援を行なう協議会で、地域における未来技術の社会実装の実現を図ることを目的としています。
※2和光版MaaS
和光市内の出発地から目的地(駅や病院、商業施設など)までの移動に対して、専用のMaaSアプリによる複数の交通機関(市内循環バスや路線バスなど)や新たな移動手段(シェアサイクルなど)を組み合わせて、最適な移動手段の「検索」「予約」「決済」を一括して行うことができるサービスの提供を想定しています。その一環として、和光市未来技術地域実装協議会では、和光市内にて開発が進む国道254号および国道298号沿線の産業集積地域への交通手段や、高齢化社会に備えすべての市民の移動の自由を確保するため、先進技術の導入を進め、地域公共交通の充実を推進するとともに、将来の運転士不足の解決を目的とした、自動運転バスによる移動サービスに取り組んでいます。
埼玉県和光市 公式ホームページ https://www.city.wako.lg.jp/
和光版MaaSのページ https://www.city.wako.lg.jp/home/toshikiban/kotsu/_20228.html
実証走行概要
実証期間 |
2023年8月28日(月)~9月8日(金)(うち、平日の10日間) |
実証ルート |
【和 14】和光市駅北口~SGリアルティ和光線 |
自動運転レベル |
レベル2(人による運転が主体。一部区間の運転を自動化) |
自動運転区間 |
新倉ロータリーから新倉北地域センター付近までの約800m(バス専用車線整備済み区間) |
1期自動運転走行区間の広域地図
実証走行を終えて
本実証走行は、公募により応募された市民の方々や本事業の導入に携わっている関係者が試乗しました。試乗後に和光市が実施した試乗者向けアンケート調査では、「乗り心地は快適だった」や「自動運転走行中に不安を感じることはなかった」という声が寄せられ、その中でも「自動運転バスが実装化された場合は利用したい」という声は非常に多く寄せられました。
今後、和光市は運賃を収受する乗合運行による1期社会実装を2024年1月に予定しています。また、併せて、2期バス専用通行帯の整備に着手する予定です。
SGリアルティ経営ビジョン
1.私たちは、環境を守り、地域社会と共生し、未来への責任を果たします。
1.私たちは、日々楽しみながら挑戦・成長し、すべての人がいきいきと活躍できる職場をつくります。
1.私たちは、誠実で革新的なサービスを提供し、お客様との信頼関係を築きます。
SGリアルティ経営ビジョン掲載ページ https://www.sg-realty.co.jp/company/philosophy.html
SDGsへの貢献
本取り組みは、SDGsにおける3つの目標達成に貢献しています。
SGリアルティ株式会社Webサイト
https://www.sg-realty.co.jp/