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佐川急便

北海道網走市の農産品を安全かつスピーディにお届け~北海道網走市から首都圏へ市場外流通の輸送トライアルを実施~

事業

 日本体育大学附属高等支援学校(北海道網走市、校長:島崎洋二、以下日体大支援学校)、株式会社八洋(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:後藤晃宏、以下八洋)、佐川急便株式会社(以下佐川急便)は、北海道網走産の農産品を、東京都内の八洋が経営するコンビエンスストア店舗等に輸送し販売する取り組みのトライアルを9月22日(木)に3者で実施しましたのでお知らせいたします。
 
 消費者のニーズが多様化する中、販売チャネルや流通網もニーズに合わせて変化が必要となっております。農産品の流通の主流は市場流通ですが、EC(電子商取引)需要の旺盛化により、生産者と消費者をダイレクトにつなぐ流通方法も現れています。そのような背景の下、これまで農産品を生産していたものの販路の複数化を行うことが難しい生産者の方に対して、インターネットを活用した産直ビジネスの需要が高まっています。
 今回3者が取り組むのは、網走市の農産品を一大消費地である首都圏に、安全かつスピーディに輸送し農産品購入における選択肢を増やすことで、多様な消費者ニーズに応えるものです。
 トライアルでは、日体大支援学校が生産したトウモロコシを、佐川急便が集荷して航空便を活用して東京まで輸送。八洋が経営するコンビニエンスストアの店先で販売します。
 

フロー図

 
 ①日体大支援学校が生産する農産品(トウモロコシ)を収穫後、出荷作業
 ②出荷準備された農産品を佐川急便が集荷、女満別空港にトラックで輸送
 ③女満別空港で航空輸送のためのコンテナ積み替え後、航空機で羽田空港へ空輸
 ④羽田空港到着後、佐川急便の空港営業所で農産品を仕分け。仕分け後トラックに積み込み、コンビニエンスストア(八洋の経営店舗)へトラックで輸送
 ⑤コンビニエンスストア(八洋の経営店舗)へ到着後、店先に農産品を並べて販売

 3者は今回のトライアルで得た成果や課題を検証して、今後も様々な農産品輸送を行い、地域の活性化に努めてまいります。

 
 

佐川急便株式会社Webサイト
https://www.sagawa-exp.co.jp/