SGH

SGホールディングス

2023年3月期第1四半期決算について

経営・人事

 SGホールディングス株式会社は本日、20233月期第1四半期決算を発表しましたので、お知らせいたします。
 
 2023年3月期第1四半期決算は、新型コロナウイルス感染症(以下「感染症」という)による経済社会活動の制限が緩和される中、新たな生活様式の定着化が進み、宅配便の取扱個数は堅調に推移したことから、営業収益は前年同四半期比11.3%増の3,86938百万円、営業利益は33280百万円(前年同四半期比15.1%増)となりました。
 主な業績は以下の通りです。

2022年3月期
1四半期実績

2023年3月期
1四半期実績

営業収益

3,475億43百万円 

3,869億38百万円 (11.3%)

営業利益

289億12百万円 

332億80百万円 (15.1%)

経常利益

296億11百万円 

357億71百万円 (20.8%)

親会社株主に帰属する
四半期純利益

206億52百万円 

234億36百万円 (13.5%)

※( )内の%表示は、対前年同四半期増減率

セグメント別概況

 デリバリー事業におきましては、経済活動の再開やEC市場規模の拡大などを背景に、BtoBBtoCの荷物はともに堅調に推移いたしました。一方で、平均単価は適正運賃収受の取り組みは継続しているものの、大型荷物の取扱いが減少した影響がより大きかったことで、わずかに低下いたしました。また、「GOAL®(※1)」による提案営業の成果として、「TMS(※2)」は引き続き堅調に推移いたしました。さらに、各種デジタライゼーションの推進など、生産性向上の取り組みも継続して行ってまいりました。その結果、営業収益は、2,584億98百万円(前年同四半期比1.6%増)、営業利益は21939百万円(同8.5%増)となりました。
 ロジスティクス事業におきましては、海上・航空運賃が前第3四半期連結会計期間をピークに底堅く推移しております。一方で、コンテナ不足などによる需給ひっ迫の継続により仕入原価が上昇しております。また、航空貨物の取扱量は、6月まで続いたアジア一部地域でのロックダウンの影響もあり軟調でしたが、海上貨物は底堅く推移したことから、営業収益は1,14085百万円(前年同四半期比48.0%増)、営業利益は8331百万円(同45.5%増)となりました。
 不動産事業におきましては、前連結会計年度に実施した物件売却の影響もあり賃貸料収入が減少いたしましたが、業績は計画通り進捗していることから、営業収益は191百万円(前年同四半期比4.4%減)、営業利益は1050百万円(同25.1%減)となりました。
 その他の事業におきましては、「GOAL®」でのトータルロジスティクス提案における物流IT案件の取引が増加したものの、半導体不足などの影響により新車販売が減少いたしました。この結果、営業収益は12453百万円(前年同四半期比11.6%減)、営業利益は1261百万円(同33.0%増)となりました。

今後の見通し

 感染症による経済の落ち込みから回復基調にありますが、原材料価格の高騰、為替相場での円安の加速および感染症再拡大への懸念により、先行きは依然として不透明な状況が続いております。当社グループにおきましては、中期経営計画「SGH Story 2024」の初年度として、重点戦略である、総合物流ソリューション(GOAL®)の高度化、競争優位創出につながる経営資源の拡充により、日々変化するお客さまのニーズに柔軟に対応した輸送サービスを提供してまいります。

※1 先進的ロジスティクスプロジェクトチーム「GOAL®(Go Advanced Logistics)」
 先進的なロジスティクスの提供を通じ、物流の課題解決という『ゴール』へお客さまと共に突き進むグループ横断型専門家集団を意味します。
※2 宅配便以外の付加価値を提供するソリューションTransportation Management System
 

2023年3月期第1四半期決算の詳細は、各種資料をご覧ください。
▶IR・ESG情報
https://www.sg-hldgs.co.jp/ir/