SGH

SGリアルティ

SGリアルティ初のダイバーシティイベント 「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン月間」を開催

サステナビリティ

 SGホールディングスグループにおいて不動産の賃貸・管理・開発事業を展開するSGリアルティ株式会社(以下「SGリアルティ」)は、2022年2月中旬~3月中旬にかけて「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン月間」を開催しました。

 本イベントでは、「全てのヒトの働きやすさに共感する」をテーマに、SGリアルティの従業員及び役員を対象に車イス・色覚障がいの疑似体験や、トランスジェンダーの方と施設巡回・座談会を実施。多様性の尊重に加え、どのような方でも公平に働ける環境を提供するためには何が必要かを考える機会とするため、「ダイバーシティ&インクルージョン」に『エクイティ(公平性)』を加えた「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン月間」として開催しました。
 各イベント実施にあたっては、新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から1回あたりの参加者数を20名以下に限定し、それぞれ複数回に分けて開催しました。

 SGホールディングスグループでは、多様な価値観を尊重しさまざまな視点から柔軟な意思決定を行い、競争優位性の高い企業へと発展するために、D&Iの推進に取り組んでいます。
 SGリアルティは、不動産事業者としてジェンダーや年齢、障がいの有無、国籍に分け隔てなくすべての多様な人材がいきいきと働ける職場環境をお客さまに提供するため、施設面からサポートしてまいります。


【実施概要】

■「車いす使用者の気持ちに共感する体験型の研修」(3月中旬実施)


車いす使用者の気持ちに共感する体験型の研修(トイレ)


車いす使用者の気持ちに共感する体験型の研修(自動販売機)

 当社所有の物流施設内のさまざまな場所で車いす体験を実施しました。当社物流施設は、車いすの利用を想定して、各所にスロープを設置するなど車いすが走行しやすいように配慮した設計を行っていることから、スムーズに巡回することができました。車いすに乗ることが初めての参加者も多かったことから、実際に体験することにより、多くの学びとなりました。

■「色覚障がい者が感じる色の違い体験」(2月下旬実施)


色覚障がい者が感じる色の違い体験1


色覚障がい者が感じる色の違い体験2


色覚障がい者が感じる色の違い体験3


色覚障がい者が感じる色の違い体験4

 色覚障がい(P型・D)を体験するメガネを使用して、所有施設内を巡回。案内図などのサインやデザインを見た際の色覚認識の違いを体験することで、不快感を与えないデザインについて学びの場となりました。

※P型・D型とは:P型は赤色を感じる「L 錐体」が正常に機能しないことにより発生し、D型は緑色を感じる「M 錐体」が正常に機能しないことにより発生します。先天性色覚障がいのうち、P型は約25%、D型は約75%を占めています。

■「トランスジェンダーの方が感じる違和感に共感するイベント」(2月中旬実施)


トランスジェンダーの方が感じる違和感に共感するイベント(誰でもトイレ)


トランスジェンダーの方が感じる違和感に共感するイベント(座談会)

 社外のトランスジェンダーの方と共に所有施設内を巡回。トランスジェンダーが抱える代表的な課題の一つとしてトイレの問題があり、巡回の中でもさまざまな意見が寄せられました。このような施設に対して感じるさまざまな課題について意見を伺うことで、新しい視点の施設づくりにつなげられる場となりました。

施設巡回後は座談会を開催し、トランスジェンダーの方が働く中で感じる違和感や不便さについて意見を伺い、今後の会社運営に活かせる内容となりました。



SGリアルティ株式会社Webサイト
https://www.sg-realty.co.jp/