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佐川急便

第8回モーダルシフト取り組み優良事業者賞 有効活用部門にて「モーダルシフト取り組み優良事業者賞」を受賞~トラックドライバーの運転時間の削減を実現し、輸送モードの複線化を図る~

事業

 SGホールディングスグループの佐川急便株式会社(以下「佐川急便」)は、一般社団法人日本物流団体連合会主催「第8回モーダルシフト取り組み優良事業者公表・表彰制度」※有効活用部門において「モーダルシフト取り組み優良事業者賞」を受賞しましたのでお知らせいたします。

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佐川急便株式会社 取締役 栗和田 武(リモートでの受賞)

 
 環境負荷の低減は多くの企業で社会的責任と位置付けており、 佐川急便ではCO₂排出量抑制につながるモーダルシフトを積極的に推進しています。その中で20187月から東京~苅田航路のフェリーを利用し関東から九州への輸送においてトラック輸送から海上輸送へのモーダルシフトを進めてまいりました。そして20217月からは、新たに運航を開始した横須賀~新門司航路のフェリーを利用しさらなるモーダルシフトを実現しました。
 本取り組みは運送業界の課題となっているCO₂排出量の削減、長時間の運行に起因するトラックドライバーの負担軽減効果への大きな取り組みとなりました。このたびの受賞では、これらの課題解決への取り組みだけでなく大雨等による鉄道輸送力の一時的な低下を補完できた点もBCP対応として評価いただきました。

 また新たに開始した横須賀~新門司航路では、従来の東京から苅田港間の運航と比べ、約4時間の時間短縮が図れることから営業所への到着時間が早まり、リードタイムの短縮にも繋がると考えています。

※「モーダルシフト取り組み優良事業者公表・表彰制度」について
一般社団法人日本物流団体連合会が主催しており、モーダルシフト促進に関し、物流事業者の自主的な取り組みの推奨や、意識の高揚を図るため、社会に広く発信していくことを目指しています。


環境への配慮

東京港⇒苅田港

2020年度は 約361トン(約55%)のCO²排出削減が図れた。

<実施前>

東京港⇔苅田港_実施前フロー図.jpg

<実施後>

東京港⇔苅田港_実施後フロー図.jpg

横須賀⇒新門司港

2か月間で約372トン(約49%)のCO²排出削減が図れた。

<実施前>

横須賀⇔新門司港_実施前フロー図.jpg

<実施後>

横須賀⇔新門司港_実施後フロー図.jpg

 

 今後も佐川急便では、環境負荷の低減を図るための物流効率化の推進を継続すると共に、トラックドライバーの労務環境の改善に取り組んでまいります。

佐川急便株式会社Webサイト
https://www.sagawa-exp.co.jp/