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SGホールディングス

2022年3月期第2四半期決算について

経営・人事

 SGホールディングス株式会社は本日、2022年3月期第2四半期決算を発表しましたので、お知らせいたします。

 今期は、新型コロナウイルス感染症(以下「感染症」という)による経済活動の制限が続く一方、eコマース等を活用する新たな生活様式の定着もあり、当第2四半期連結累計期間において営業収益は前年同四半期比14.4%増の7,26054百万円、営業利益についても、58856百万円(前年同四半期比12.1%増)となりました。主な業績は以下の通りです。

2021年3月期

2022年3月期

第2四半期実績

第2四半期実績

営業収益

6,348億46百万円

7,260億54百万円  (14.4%)

営業利益

524億94百万円

588億56百万円  (12.1%)

経常利益

527億77百万円

588億32百万円  (11.5%)

親会社株主に帰属する
四半期純利益

372億93百万円

398億25百万円   (6.8%)

※( )内の%表示は、対前年同四半期増減率

セグメント別概況

 デリバリー事業におきましては、当第2四半期連結累計期間における宅配便の取扱個数は前年同期に対し微増となりました。BtoBの取扱個数は、感染症拡大以前の水準には至らないものの、前年同期に対し増加した一方で、BtoCの取扱個数は、前年同期の急激な需要増加による反動減はあるものの、通信販売の普及に代表される新たな生活様式の定着が進み、底堅く推移いたしました。平均単価につきましては、適正運賃収受の取り組み等により、継続的に上昇いたしました。加えて、「GOAL(1)」による提案営業の成果として、「TMS(2)」が好調に推移いたしました。その結果、営業収益は5,07374百万円(前年同四半期比3.0%増)、営業利益は37980百万円(同12.8%増)となりました。
 ロジスティクス事業におきましては、世界的な海上コンテナ不足に対する解決の見通しが立たないことで、海上・航空運賃が高止まりするなか、安定的にコンテナスペースを確保し、顧客の需要に対応いたしました。国内におきましても、「GOAL」による包括的なソリューション提案により、3PL(サードパーティー・ロジスティクス)等の新規案件を受託したことから、営業収益は1,85360百万円(前年同四半期比106.0%増)、営業利益は14750百万円(同132.0%増)となりました。
 不動産事業におきましては、保有不動産の売却を下期に予定していることから、営業収益は3796百万円(前年同四半期比80.1%減)、営業利益は2498百万円(同73.7%減)となりました。
 その他の事業におきましては、営業収益は29524百万円(前年同四半期比11.1%減)、営業利益は2452百万円(同28.4%増)となりました。


今後の見通し

 感染症終息の目処が立っておらず、先行きは依然として不透明な状況が続いております。当社グループにおきましては、社会インフラを担う物流企業グループとして、感染症予防を引き続き徹底するとともに、時代を先取りしたサービスと最適な物流ソリューションの提供により、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

(※1) 先進的ロジスティクスプロジェクトチーム「GOAL®(Go Advanced Logistics)」
先進的なロジスティクスの提供を通じ、物流の課題解決という『ゴール』へお客さまと共に突き進むグループ横断型専門家集団を意味します。
(※2) 宅配便以外の付加価値を提供するソリューションTransportation Management System



2022年3月期連結業績予想の修正について

 第2四半期の業績を踏まえ、2022年3月期の業績を見直した結果、従来予想に対し営業収益は1,050億円増加の14,500億円、営業利益は110億円増加の1,250億円といたしました。なお、下期の業績につきましては、海上コンテナ不足に伴う海上および航空運賃高止まりの状況は、下期も当面継続すると想定して算出いたしました。

前回発表予想
A

今回修正予想
B

増減額
BA

増減率

(ご参考)
前期実績

営業収益

13,450億円

14,500億円

1,050億円

7.8%

13,120億円

営業利益

1,140億円

1,250億円

110億円

9.6%

1,017億円

経常利益

1,155億円

1,270億円

115億円

10.0%

1,036億円

親会社株主に帰属する

当期純利益

790億円

850億円

60億円

7.6%

743億円

1株当たり当期純利益

124円37

133円81

-

-

117円03

※当社は、2020年11月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っております。前期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して「1株当たり当期純利益」を算定しております。

配当の修正について

 連結業績予想の修正に伴い、2022年3月期の年間配当予想を前回予想から1株当たり3円増額の41円(うち、中間配当予想を1株当たり20円)に修正いたしました。

前回予想

今回修正予想

(ご参考)前期実績
2021年3月期)

第2四半期末

19 円00

20 円00

36 円00

期末

19 円00

21 円00

17 円00

合計

38 円00

41 円00

-

※当社は、2020年11月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っておりますので、前期第2四半期末実績の配当金は、当該株式分割前の金額であります。
※前期第2四半期末の配当金には、特別配当10円00銭を含んでおります。

2022年3月期第2四半期決算の詳細は、各種資料をご覧ください。
▶IR・ESG情報
https://www.sg-hldgs.co.jp/ir/