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佐川急便

「令和2年度気候変動アクション環境大臣表彰」を受賞

サステナビリティ

SGホールディングスグループの佐川急便株式会社は、環境省が主催する「令和2年度気候変動アクション環境大臣表彰」の普及・促進部門、緩和分野において受賞者に選ばれましたのでお知らせいたします。

近年、運送事業者においては、将来的な労働力不足や輸送品質の維持、環境問題などの課題を抱える一方、旅客事業者においても人口減少、少子高齢化による利用者の減少など多くの課題を抱えています。
これらの背景に加えて、バスやタクシー、トラックが旅客と貨物を同時に運ぶ「貨客混載」(かけもち)ができるように規制が緩和(2017年9月)されたことを受け、佐川急便では北越急行株式会社との貨客混載事業がスタートしました。現在に至るまで、鉄道・バス・タクシーなどの旅客事業者と連携し、拠点間の輸送モデルやエンドユーザーへのラストワンマイル配送モデル、両モデルの融合など、その範囲を拡大してきました。
このたびの受賞では、他の輸送モードと連携することで運送事業者、旅客事業者、地域が抱える諸課題を統合的に解決する貨客混載事業を発展、拡大させてきた点を評価いただきました。

北越急行:荷物が入った専用カーゴを車内に搬入する様子
宗谷本線:専用ボックスは上部の荷棚にベルトで固定する

佐川急便では、新たな輸送モードの構築による効率化を目指すと共に、環境負荷の低減や地域活性化に貢献できる取り組みを積極的に進めてまいります。

※「令和2年度気候変動アクション環境大臣表彰」
平成10年から行われていた「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」の実施内容を引継ぎ、昨今の社会における気候変動対策の動向を踏まえてリニューアルされた。温室効果ガスの排出低減や省エネ、再生可能エネルギー、植物によるCO2吸収源対策など、気候変動の緩和に繋がる取り組みの功績を評価、表彰している。