SGH

佐川急便

大手町エリア・最大級の複合施設「Otemachi One」全館の館内物流管理業務を開始

事業

SGホールディングスグループの佐川急便株式会社は、「Otemachi One」全館の館内物流管理業務を開始しました。

本物件は、大手町エリアにおける最大級の複合施設として2020年2月に竣工しました。地下鉄5路線が乗り入れる大手町駅と直結しており、JR東京駅も徒歩圏内となっています。館内はオフィスフロア、多目的ホール、約30の商業施設の他、「フォーシーズンズホテル東京大手町」(Otemachi Oneタワー34~39階)などで構成されています。

佐川急便を中心としたSGホールディングスグループ各社による先進的ロジスティクスプロジェクトチーム「GOAL®※」は、この丸の内・大手町エリアの大規模再開発の中核である本物件の館内物流管理業務を受託、2020年2月の竣工とともに業務を開始し、9月より全館でサービスを提供しています。佐川急便の館内物流システムは、納品など施設を出入りする「人・物・車・情報の一元管理」を可能とし、入館許可制によるセキュリティの向上や物流導線の安定、施設保全につなげます。合わせて、入館する車両台数を最適化することによって、周辺道路の混雑の緩和や、待機車両の減少によるCO2排出量低減など、地域社会の課題解決やSDGs(持続可能な開発目標)の達成にも寄与しています。
また、「フォーシーズンズホテル東京大手町」をご利用のお客さまには、佐川急便の多様な物流サービスをご利用いただくことで、ビジネスや観光などあらゆるシーンで手回りも軽くなり、利便性が高まります

「Otemachi One」外観
入館受付の様子

佐川急便はこれからも「Otemachi One」をさらに快適にご利用いただけるよう、最適な物流サービスを提供いたします。今回の「Otemachi One」の館内物流でも先進的ロジスティクスプロジェクトチーム「GOAL®(Go Advanced Logistics)」が業務の効率化、環境負荷の低減を実現しました。

「Otemachi One」物流管理センターにおける館内物流管理業務イメージ

Otemachi-One館内物流フロー図(修正版).jpg

搬出入

  • 搬出入車両の事前確認、調整
  • 荷捌場内の安全確保
  • 集荷荷物の引き渡し

管理・仕分け

  • 搬出入スケジュール、搬入導線等の事前確認、調整
  • 車両、入退館者の受付、入館手続き
  • セキュリティカードの貸し出し管理
  • 館内専用台車の貸し出し管理、施設保全の管理
  • 行き先別仕分け
  • 貨物用エレベーター運行調整

館内配送

  • 館内共同配送(配達、集荷の代行)
従来手書きしていた手続きを簡略化、混雑する時間帯もカードをかざすだけでスムーズに入退館でき、非接触による感染症予防にも寄与
館内の行き先別に仕分けをする荷捌場

※先進的ロジスティクスプロジェクトチーム「GOAL®(Go Advanced Logistics)」
2014年の始動以来、企業間物流に強みを持つ佐川急便の全国ネットワークと、佐川グローバルロジスティクスの流通加工をはじめとする多様なリソース、そしてSGホールディングスグループの各事業会社が持つ国際・IT・決済などの機能を融合し、物流のトータルソリューションを提供する専門家集団です。