社会課題への取り組み

3 すべての人に健康と福祉を
6 安全な水とトイレを世界中に
7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8 働きがいも経済成長も
11 住み続けられるまちづくりを
13 気候変動に具体的な対策を
15 陸の豊かさも守ろう

社会課題に対する認識

SGホールディングスグループは、日本のみならずアジア圏を中心に、物流という社会インフラを提供し、地域との密接な関係を有するグローバル企業であることから、地域社会を健全に保つことは、当社グループの持続的成長にとって重要なことです。日本国内では少子高齢化対応と地方創生が喫緊の課題であると認識しています。一方、海外では、新興国における貧富の差の解消が世界的な課題となっています。また、全ての地域において、自然災害への備えや、発生した災害に対する支援などを行うことは社会インフラを担う企業としての責務だと考えています。

次世代の育成

ユース世代の環境教育

SGホールディングスは、独立行政法人 環境再生保全機構 地球環境基金が実施する「全国ユース環境ネットワーク促進事業」に協賛しています。ユース世代が企業の環境への取り組みを学び、多様な視点で環境問題を考え、自ら行動を起こすきっかけとなる機会を創出することが重要だと考えています。
2025年度は、佐川急便の社有林「高尾100年の森」にて、環境再生保全機構主催の高校生環境企業研修※を実施しました。

  • ※
    協賛企業が自社の取り組みを通じて次世代の教育を行う研修

間伐体験

植樹体験

レクリエーション
  • ※
    テーマの色を決め、自然の中からその色を探す

職業体験

SGホールディングスグループは、2007年からフューチャー イノベーション フォーラム(FIF)が企画・運営する子ども向け職業体験イベントに協力しています。イベントでは、小学生を対象に自動仕分け搬送機の見学やトラックの乗車体験などを実施しています。

環境出前授業

佐川急便は、小学校向けに環境出前授業を行っており、佐川急便の物流を通じたエコ活動や森林保全活動について、クイズや配達実演を交えて紹介しています。また、佐川林業別タブで開く が高知、徳島の両県に保有する「さがわの森」の間伐材を使用したネームプレート作り体験なども実施し、自然への親しみを感じていただいています。

スポーツ支援

SGホールディングスグループは、スポーツを通じた次世代育成教育に取り組んでいます。
滋賀県守山市にはグループのスポーツ施設を有し、各種取り組みに活用しています。

全国高等学校駅伝競走大会

次世代を担う若き高校生ランナーの支援を目的に、大会協賛をしています。

SAGAWA SHIGAフットボールアカデミー

佐川急便では2007年より「SAGAWA SHIGAフットボールアカデミー」を主宰し、サッカーを通じて地域の子どもたちの健全な育成をサポートしています。小中学生を対象としたサッカースクールを運営するほか、滋賀県守山市を中心に幼稚園での訪問キッズサッカー教室も開催しています。

従業員と育む未来

稲作体験イベント

SGホールディングスは、滋賀県守山市にある浦谷農園の一部をお借りして、「稲作体験イベント」を毎年5月と9月に開催しています。従業員とその家族をはじめ、守山市民の方にも応募いただき、2007年の開始以来、毎年約200人が参加しています。このイベントは、田植えや稲刈りの実体験を通じ、食べ物の大切さや環境問題について考えてもらう機会としています。収穫したお米は「飛脚米」として、イベントに参加された方にプレゼントするほか、社員食堂では「飛脚米ウィーク」と題しておにぎりを提供したほか、「飛脚米プレゼントキャンペーン」を実施し、従業員とそのご家族に飛脚米を味わっていただく機会をお届けしました。

稲作体験イベント

田植え5月

稲刈り9月

飛脚米プレゼントキャンペーン

飛脚米を手にした当選者の皆さまの素敵な笑顔はこちら

環境行動の推進

当社グループでは、従業員の一人一人が環境に対する高い意識を持ち、主体的に環境活動に取り組むことが重要であるとの考えから、事業所周辺の清掃など従業員参加型の環境活動を実施しています。従業員はもとより、地域の企業、自治体、町内会、学校など社外のステークホルダーと協働して実施するなど、当社グループ以外の社会的活動との連携やその参加も促進しています。

こども環境・物流教室

SGリアルティは、子ども向けに環境・物流教室を開催し、次世代の育成に取り組んでいます。
イベントでは、小学生を対象に太陽光エネルギーの講座や実験、物流施設の見学などを実施しています。

太陽光パネル見学

太陽光パネルを使った実験

講座

太陽エネルギーや物流施設の講座

Xフロンティア見学

Xフロンティア®見学

エクスポランカ・フレイト(EFL)のGlobal Goodness Program

エクスポランカグループのエクスポランカ・フレイト(EFL)は、SDGs達成のためのプロジェクト“Global Goodness Program”を推進しています。このプログラムは、持続可能なプロジェクトに従業員自らが積極的に参加すること、また従業員が地球の持続可能性に対する意識を高く持つことを目的にした取り組みのひとつです。

GLOBAL GOODNESS efl®

プレイポンプ・プロジェクト(南アフリカ)

エクスポランカ・フレイト(EFL)南アフリカは、清潔な飲料水が不足する地域課題の解決を目的に、首都から約2時間離れた地方の学校にプレイポンプを設置する取り組みを行っています。プレイポンプとは、子どもたちが回して遊ぶと、清潔な地下水がタンクにくみ上げられ、水道を通じて地域へと供給される遊具のことです。

プレイポンプ

ブンダラ国立公園の再生プロジェクト(スリランカ)

ラムサール条約に登録されているスリランカのブンダラ国立公園は、世界各地から飛来する渡り鳥の重要な生息地として知られています。同公園の生態系は多様で豊かな植生によって支えられていますが、外来植物の拡大により生息環境が悪化し、多くの鳥類が他地域へ移動する状況となっていました。
そこでエクスポランカ・フレイト(EFL)は2019年に持続可能性のための重要施策の一環として、ブンダラ国立公園の生態系回復を目的とするプロジェクトを開始しました。
外来植物を一掃し、600エーカーの土地に5年間で12万5,000本を植樹することで鳥の生息地の修復と再生を推進しました。本プロジェクトの最終年(2023年)には当初の目標を大きく上回る計133,000本の植樹を達成し、渡り鳥の再来が期待されています。
また、生態系の再生に加え、地域住民の雇用機会の創出や、歴史あるブンダラ小学校への教育支援など、地域社会への貢献にも取り組みました。さらに、コロンボ大学農業技術・農村科学研究所と連携してインパクト評価報告書を作成し、本プロジェクトによる環境面および社会面での効果を定量的に評価しています。

ブンダラ国立公園

地域価値をつなぐ取り組み

「手ぶら観光」サービス

各自治体と締結した包括協定の一環として「手ぶら観光」を推進しています。これは、観光客の手荷物をお預かりしたり、次の滞在先のホテルなどへ送ることで、手ぶらで観光を楽しめるサービスです。手ぶら観光で回遊を促し、日本全国での観光促進と地域活性化につなげていきます。

地域農産物・名産品の販路拡大をサポート

佐川急便は、生産者(個人、組合、法人)の農産品や名産品の販路拡大を後押しする取り組みのほか、ふるさと納税制度に関する、自治体や地場企業へのサポート業務も行っています。
共通課題である生産者の高齢化や担い手不足の問題を物流面から考え、共に行動することで一次産業が未来まで続く取り組みへとつなげていきます。

フードバンクへの食品寄贈に参画

ヒューテックノオリンは、Umios株式会社が公益社団法人フードバンクかながわに対し、輸入食品の検査で生じる箱開封品や輸送時に発生する箱がつぶれた商品など、まだ食べられるにもかかわらず販売することができない冷凍食品を持続的に寄贈する取り組みに参画し、保管・配送等の面で協力を行っています。
フードバンク活動を通じて食の支援を必要とされる方々へお届けするとともに、食品ロスの削減にもつなげることを目的としています。

地域防災と災害時の支援

佐川急便は、自治体などと災害協定や地域包括連携協定を締結し、地域のニーズに対応した地域防災と災害時の支援に積極的に取り組んでいます。協定を締結し、日頃から地域と顔の見える関係づくりを進めることで、有事の際に実効性の高い連携がとれるよう努めています。

自治体の支援物資配送訓練に参加

自治体の支援物資配送訓練に参加

災害支援

2018年7月 西日本豪雨における災害支援

復興支援

2021年7月 熱海市伊豆山土石流災害における支援

能登半島地震において支援を実施

2024年1月1日に発生し、能登半島に甚大な被害を及ぼした能登半島地震。佐川急便はライフラインを担う企業として、被災者の皆さまに荷物や支援物資を届けるため、全社一丸となって早期の物流サービス復旧に取り組みました。

地震から数日後には応援部隊が到着。いち早く「営業所受取サービス」を開始しました。また、国の指定公共機関としての支援物資輸送の対応や、全国の自治体や企業などから被災地に向けて送られる支援物資を輸送すると共に、被災地の各自治体からの依頼に基づき、物資拠点の管理・運営、避難所等への物資配送等の支援を行いました。

能登半島地震、復興に向けて支援物資を輸送

高尾100年の森プロジェクト

さがわの森

自然との共生