事業報告(株主通信)
第20期 株主通信 期末(2025年4月1日~2026年3月31日)

TOPICS

中期経営計画「SGH Story 2027」の進捗

1年目総括 グローバル物流事業に課題は残るがおおむね計画どおり進捗

経営目標 進捗

2027年3月期の取組み

デリバリー事業

  • 成長領域の取組みでは、リアルコマース、低温物流領域(飛脚クール便®)の更なる取扱増加を目指す。越境ECは中期経営計画初年度の急成長を踏まえ、オペレーションの効率化や収益性の改善を重視。
  • 持続的成長に向けた輸配送インフラの維持・強化を継続。

宅配便の成長

  • 佐川急便、名糖運輸及びヒューテックノオリンの3社によるシナジー創出により、飛脚クール便を拡大
  • 越境ECを中心に、適正運賃収受の取組みを継続

輸配送インフラの強靭化

  • 大型中継センターの新規稼働によるオペレーション効率化
  • 幹線輸送パートナー企業の支援を継続

ロジスティクス事業

  • 国内3PLでは、足元のコスト上昇を踏まえた適正料金収受の継続と付加価値の高い新規領域開拓でロジスティクス事業の基盤を強化。2027年3月期もこれらの取組みを継続。
  • 低温物流事業においてはインフレ環境下で適正料金収受や生産性向上などの収益性改善を優先的に対応。その結果、2026年3月期の名糖運輸・ヒューテックノオリンは過去最高益を達成。

グローバル物流事業

  • 日本や米国等、消費国向けのフォワーディング事業を軸としてサービス領域と顧客の業界を拡張するグローバル戦略の基本方針を維持。
  • セグメントの中核であるフレイトフォワーディング事業の基盤強化に向けた取組みを加速。
課題
  • 2025年5月にグループ入りしたMorrison社とのシナジー創出
  • 現在のフォワーディング事業における、市場環境に業績が左右されやすいビジネスモデルを改善し、安定した収益を上げられる構造へ変革
課題に対する主要アクション
①フォワーディング事業構造改革
  • 労務費等の見直しを通じたEFL※1のコスト構造改革
  • フォワーディング事業へのリソースの選択と集中
  • オペレーションの一体化等、EFLとMorrison社の運営体制を協働化
②シナジー創出推進
  • エクスポランカ社とMorrison社の共同営業による事業拡大
  • EFLとMorrison社の共同調達で原価低減
③セグメント統括体制の強化
  • 体制強化による迅速な意思決定等を通じて、エクスポランカ社とMorrison社のシナジー創出を促進し、セグメント全体の利益創出力を強化
  • グローバル物流セグメントを統括するための管理機能拡充
  • ※1
    EFL:エクスポランカ社の傘下にあるフォワーディング機能を有する事業会社の総称