INTERVIEW
02
佐川急便株式会社
/営業開発部
Yuto Takahashi
2016年入社
01.
COMPLEX
入社した時から、同期に強いコンプレックスを感じていました。最初の研修のとき、みんなとても優秀で、ビジネスに関する知識でも完全に負けたと感じたのを覚えています。入社4年目からグループ各社で協働し、お客さまのさまざまな物流課題に対して、先進的な物流ソリューションをご提案する『GOAL®』というプロジェクトチームのメンバーに選ばれました。ここでも聞こえてくるのは同期を褒める先輩たちの声。グループ各社の優秀なメンバーが集結していることもあり、彼のロジカルさはすごい、彼女は語学力が高いなど、私のコンプレックスを増大させるような話ばかりが耳に入ってきました。負けたくない、負けたくないとずっと考えていたら、ある日先輩から食事に行こうと誘われました。そこで「つまらないことで悩んでいないか?同期に負けて嫌だなんて小さいことを考えているぐらいなら、目標となる人を見つけて追い抜くつもりで頑張ってみろ」と、アドバイスをもらったんです。すごくそれが励みになって、それからはもう、がむしゃらですね。今は、1日が過ぎるのがこれまでに感じたことがないほど早い。目の前の仕事に全力で向き合いながら、自分の成長に繋がるものはどんどん吸収しています。
02.
COMMUNICATION
『GOAL®』は、SGホールディングスグループの各社の総力を結集して、お客さまの抱える課題にソリューションを提案する役割を担っています。お客さまと相対する私たちには物流への幅広い知識が不可欠ですが、専門知識では各事業会社のメンバーにかないません。では、自分ならではの強み・役割はいったい何か。その答えは、コミュニケーション力だと思っています。お客さまと向き合って、現在の課題や目指すビジョンをしっかりとお聞きする。その上で、グループ各社のメンバーと適切なコミュニケーションをとりながら提案内容を決めていく。外と中の2つのコミュニケーションが、この仕事には欠かせません。できないところは得意な方にお任せして、私自身は彼らの力を最大化するための潤滑油として汗を流す。人と話して信頼関係を築いていくことは、好きだし得意な領域なので、非常にやりがいを感じています。
03.
ORIGIN
入社1年目は佐川急便のサービスセンターに出向して荷物の集配などのデリバリー事業を、2,3年目は佐川グローバルロジスティクスで倉庫のオペレーションマネジメントなどのロジスティクス事業を担当しました。実は就職活動の時から、1年目は是非佐川急便で学びたいと思っていました。やはりグループの中核事業なので、ここを知らずに物流のプロだとは言えないと考えたからです。2社それぞれの現場を経験できたことは、本当に財産になっていると感じます。佐川急便のセールスドライバーたちと日々間近に接する中で、一つ一つの荷物に対する責任感や、安全に対する考え方を身につけることができました。私たちの事業は、ほんのささいな気のゆるみで大きな事故に繋がってしまうこともありえます。このことを体感しないままソリューション提案のチームに入っていたら、今ほどの緊張感や責任感は持ちえなかったでしょう。倉庫では、多くのパートさんや派遣社員の方と出会い、物流というものがどれだけたくさんの人が関わる仕事なのかも実感しました。お客さまのため、ともに働く仲間のため、そして世の中のために。私たちはこれからも、進化し続けていきます。
QUESTION
企画か営業の仕事を志望しており、メーカーなど複数の業界を受験していました。SGホールディングスの選考を受けたきっかけは、父が佐川急便で働いていたことです。少し珍しいタイプですね。日々忙しく働きながら休日には私や弟と遊んでくれる父のことを、幼い頃から尊敬していました。歳を重ねて仕事の話を聞く機会が増えるにつれて、想像以上にかっこいい仕事だと感じるようになっていたので、内定が出た時は嬉しかったですね。
出向1社目の佐川急便でも次の佐川グローバルロジスティクスでも、仲間同士助け合う熱い雰囲気が大好きでした。誰かが困っていたら絶対に助けにいく。とにかくチームワークが強い会社です。私自身、何度も先輩たちに助けてもらいました。一度スイッチが入ったらとことんやり抜いて、オフの時は上下関係なくあだ名で呼び合うほど仲がいい。部活のような熱さと、オンオフの切替えがある人が多いのではと感じています。
近い将来、同期同士でチームを組んで会社の看板になるような大規模な案件を担当したい。それが今の私の夢です。SGホールディングスの新卒グループ採用一期生として採用されたのですが、今はその多くがグループ会社に出向して、さまざまなスキルを磨いている最中です。みんな本当に優秀なので、大きなプロジェクトでも必ずやり遂げることができると確信しています。