募集要項募集要項

INTERVIEW
06

グループの力を総動員して、顧客のグローバルビジネスをデザインする。

佐川グローバルロジスティクス株式会社
/グローバルSCM部

Utano Shinozaki

2016年入社

  • 2016佐川グローバルロジスティクス株式会社 北関東支店
  • 2017佐川グローバルロジスティクス株式会社 本社 物流ソリューション部 ロジスティクスエンジニアリング課
  • 2019佐川グローバルロジスティクス株式会社 本社 ロジスティクス営業部 企画課
  • 2020佐川グローバルロジスティクス株式会社 本社 グローバルSCM部 グローバルSCM課

2020年から産休・育休を取得、2022年より復職

  01.
START LINE

“海外での物流”を目標に、
現場からスタートを切る

入社する時、私は人事部に一つの明確な目標を伝えていました。それは「海外での物流業務を経験したい」というもの。その後の6年間で複数の部署を経験しましたが、自分で決めたゴールに向かうために欠かせない道のりだったと思います。

1年目から佐川グローバルロジスティクスに出向。佐川グローバルロジスティクスは、お客さまの商品をお預かりし、工場からの入荷、倉庫での保管・検品やタグ付けなどの物流加工、そして店舗への出荷といった、一連の物流業務を代行する3PL(サードパーティー・ロジスティクス)が主な事業です。私はそこで国内で物流倉庫の現場(オペレーションセンター、以下OPC)を管理するロジスティクスマネジメント職を経験しました。OPCのリーダーとして、倉庫内作業の実務を行うパートナー社員の労務管理、作業品質や生産性の管理から、収支管理、顧客対応などを担いました。

「パートナー社員の管理」といっても、右も左も分からない新人の私に対して、相手は倉庫業務を十年以上経験しているベテラン揃い。だからこそ私も、「私が管理者だから言うことを聞いて」なんて態度は絶対にだめだと思っていました。皆さんから教わり、自分でもやってみる。指示を出すにも「提案型」を心掛け、皆さんにアイデアを聞いていただき、ご理解いただく、という姿勢を重視していました。

幸いなことにOPCのパートナー社員は、私が困っていると気に掛けてくださる優しい方ばかり。現場業務には大変なこともありますが、みんなで協力してその日その日の出荷を終え、仕事の成果が日々はっきりと見えることに、やりがいを感じました。

 02.
STEP UP

一段ずつ上の視点へ、着実にステップアップ

1年間、基礎となる物流の現場を学んだ後、LE(ロジスティクスエンジニアリング)課に異動となり、今度はOPC全体の設計や新規立ち上げの支援業務などを担当しました。現場の土台そのものを設計する、より俯瞰的な立場に移ったといえます。1年目に現場を経験したことで、設計の引き出しは確実に増えていたと思います。また、現場の安全と作業効率を両立させるためのルールを策定する事務局に参加するなど、貴重な経験もできました。

その後、2020年には、新設された「グローバルSCM(サプライチェーンマネジメント)部」に立ち上げメンバーとして配属されました。これは、中国を中心とした海外でのロジスティクス事業を担う部署です。佐川グローバルロジスティクスの事業範囲を国内から海外にまで拡大させる、という成長戦略の最前線で、その立ち上げに参画できたことは、大きな達成感につながりましたね。私自身が入社当初に思い描いていた目標にも近づくことができました。大きなサプライチェーンを設計するとき、それを「絵に描いた餅」にしないためには、現場での経験は欠かせません。その点では、1年目の経験が生きているとも感じました。

 03.
LIFE&WORK

“取り残されない”環境で、家庭と仕事を両立

2020年には、仕事以外でも大きな変化がありました。1年半ほど、産休・育休を取得することになったのです。部署の皆さんはとても温かく受け入れてくださり、休職に入る前も働き方の面でかなり配慮してくださいました。休職中も周囲が気にかけてくれて、同僚と連絡を取り合うこともできましたし、オンラインでの交流会などにも参加しました。業務面で大きかったのは、SGホールディングスグループのWeb社内報「SgHEADLINE」の存在です。自宅からでも閲覧でき、会社全体の動きが常に把握できたので、長期の休職中でも「取り残された」と感じることはありませんでした。社内報を見るのが、休職中の楽しみでしたね(笑)。そのため、復帰後のギャップもほとんどありませんでした。

現在は、物流費や物流課題を可視化することで、お客さまの課題解決をサポートする「ロジスティクス・カルテ」という新しい物流診断サービスによる、物流のコンサルティング業務に挑戦しています。入社以来、現場業務、現場設計、SCM、そしてコンサルティングと、夢である海外物流での活躍に向けて着実にステップアップできています。小さなOPCから積み上げてきたこの道を、楽しいと思える今がとても幸せですね。

QUESTION

就職活動中に就きたかった仕事と
SGホールディングスを選んだ理由

もともと国際法と国際政治を専攻していたので、新興国でのインフラ整備や国の成長に直結する仕事に携わりたいと考えていました。その中でもSGホールディングスを選んだのは、重要な社会インフラである物流の分野で、ベトナムや中国を中心に海外へ積極的に進出していることを知ったから。その熱量を感じながら働きたい、と思ったことが決め手です。

SGホールディングスグループの
好きなカルチャーは?

やりたいと言えば任せてくれるところです。風通しがいいというか、若手の挑戦を後押ししてくれる会社だと感じています。キャリア面談で「海外で拠点の立ち上げをやりたいです」と伝えていたのですが、実現するために必要なスキルを着実に身につけることができる環境だと思います。個々人の目指すキャリア像に向かって丁寧にフォローしてくれて、ありがたいなと感じています。

今後チャレンジしてみたいことは?

今はまだ子どもが小さいので、すぐ海外へ…というのは難しいのですが、将来的には海外拠点での営業や物流構築に挑戦したいと考えています。直近の目標としては、「ロジスティクス・カルテ」のさらなる強化です。これから、より高度なコンサルティングサービスへと成長させていきたいですね。

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