HIROKI HASHIMOTO 高橋 まひろ

SgHope
Hopeが語る、SGホールディングスグループ
SgHope interview

MAHIRO TAKAHASHI

SGホールディングス
女子ソフトボール部

高橋 まひろ

※所属は取材当時のものです

苦難を乗り越えた先に生まれる
“感謝”の気持ちが私の原動力

実業団でソフトボールをすることがずっと夢だった

ソフトボールとの出会いは幼稚園の年長のときでした。3人の姉のうち2人がソフトボールに打ち込んでいたこともあり、その影響もあって始めました。ちょうど地元に女子のクラブチームができて、一番に加入したんです。そこからは小・中・高とずっとソフトボールを続けてきました。ポジションは、中学まではピッチャーとキャッチャーでしたが、高校からは内野手に転向することになりました。

実は高校に入った時点で、「将来は実業団でプレーしたい」と顧問の先生に伝えていました。実業団リーグのプレーはよく観戦に行っていましたし、2番目の姉が実業団でプレーしていたこともあり、私にとって憧れの舞台でした。顧問の先生は一緒に将来を考えてくれて、私が比較的機敏に動けるタイプだったこともあり、内野手で勝負することを勧めてくれました。SGホールディングス・ギャラクシースターズへのセレクション参加も先生の勧めでしたし、晴れて合格できたのも高校での恩師との出会いが大きかったと思います。

バッティングや守備などのスキルテストを行い、オーディション形式でチームの監督やコーチが加入を決めるもの。

自分らしいキャプテン像を見つけるまで

ギャラクシースターズへの入部によって、夢だった実業団でのプレーを叶えることができました。しかし私の加入2年目に、チームは2部リーグに降格となってしまいました。迎えた翌2021年シーズン、2部リーグで戦うギャラクシースターズのキャプテンを私が務めることになったんです。

学生時代は小中高とキャプテンを経験しましたが、社会人でのキャプテンはまた別物。キャプテンになったことを意識しすぎてプレーに集中できず、大好きなソフトボールの“楽しさ”を忘れかけていました。そんなときに支えてくれたのがチームメイトやスタッフのみんなでした。マネージャーや、同じチームでプレーする姉(高橋 真子)など、チームのみんなが『自分のプレーに集中していいんだよ』と声を掛けてくれ、「キャプテンだからこうしなければいけない」と必要以上に気負いすぎていたことに気付かせてくれたんです。そこからは私自身のびのびとプレーできるようになり、チームの雰囲気も良くなった結果、チームは2部リーグで全勝優勝を果たすことができました! チーム全員が勝利のために一人一人を応援し合い、前向きな雰囲気になれたことが、キャプテンとして誇らしく思えました。

キャプテンとしてチームメイトの声に耳を傾けることは必要です。しかし、それに流されすぎて、自分自身が揺れてしまっては、チームも揺れてしまいます。まずは“芯”となる自分らしさを意識することがより重要だと感じた1年でした。

苦しいときこそ感謝の気持ちを忘れない

競技を通じて大切にしている言葉は“感謝”です。高校時代を振り返ると、練習はハードでとにかくソフトボールだけに打ち込んでいた日々で、とにかく必死でした。その努力が報われて、高校3年生のときにインターハイで優勝することができました。そのとき、チームが一つになったのを味わうことができたと同時に、自然と支えてくれた家族やチームメイト、応援してくださった方々への感謝の気持ちが湧いてきたんです。打ち込んでいる最中は苦しいことの連続でしたが、成果を上げてひと区切り付いたら、その苦しさが感謝の気持ちに変わるという経験ができました。

現在も、実業団の選手として日々プレーできることに感謝の気持ちを忘れないことが根底にあります。怪我をするとチームにも会社にも貢献できなくなってしまうので、責任ある立場としての自覚を大切に日々の練習や試合に打ち込んでいます。

念願のプレーオフ進出!決戦を前に

今シーズンはチームとして目標に掲げていたプレーオフ進出を決めることができました。次の目標はプレーオフで4強に入り、ダイヤモンドシリーズに進むことです。プレーオフは負けたら終わりのトーナメント方式。勝ち上がってくるチームも強豪ぞろいです。それだけに、ここからは一戦一戦にいかにモチベーションを高く臨めるか、そしていかにコンディションを合わせられるかが重要になってきます。

日ごろからサポートをいただいているすべての方のおかげで、大きな目標が目の前にある緊張感を楽しめています。感謝の気持ちを伝えたいですし、結果で皆さんに恩返しできるよう、全力プレーで頑張ります!

HOPE-目指す理想とは…

自分は“一人で何でもできる完ぺきな人間”ではありませんし、これから先も失敗することもあると思います。そんなときに、「高橋を支えたい」と周りの人に思ってもらえる人間でありたいと思っています。どんなときでも“感謝”の気持ちを忘れず、支えてくださっている方に結果で恩返しをして、お互い信頼し合える関係性を築ける人間でありたいです。自分は一匹狼なんて柄じゃないですし、この先も人との関わり合いの中で自分を高めていけたらと思います。

SgHOPE Interview

※所属は取材当時のものです

TAKATO
SUZUKI

先輩から想いを受け継ぎ、後輩にとってのHOPEになる

SGホールディングス陸上競技部
鈴木 塁人

KAZUTO
KAWABATA

主将として、走る姿で感謝の気持ちを表す

SGホールディングス陸上競技部
川端 千都

MOE
NIWA

仲間を信じるその先に、目指すべき“負けない投手”がある

SGホールディングス女子ソフトボール部
丹羽 萌