JUN OYAGI 大八木 潤

SgHope
Hopeが語る、SGホールディングスグループ
SgHope interview

JUN OYAGI

佐川急便株式会社
営業開発部 営業開発課

大八木 潤

※所属は取材当時のものです

自分の関心とお客さまのお困りごとを掛け合わせ、
災害備蓄品の再流通支援サービスを開始。
新サービスの開発で物流を通じたSDGsへ貢献。

私はお客さまの課題を解決する物流の専門家集団である先進的ロジスティクスプロジェクトチームGOAL®に所属して2021年で4年目となります。主には、新しいソリューションの開発・立ち上げに携わっています。

SDGsへの貢献を意識したきっかけはお客さまとの商談

2020年12月に、賞味期限の近い災害備蓄品の再流通を支援する取り組みを開始しました。ミドリ安全様・SynaBiz様・佐川急便の3社が連携し実現した、災害備蓄品の廃棄ロスを削減しSDGsに貢献する仕組みです。

この取り組みのきっかけは、GOALに所属してまだ間もないころから自分が抱えていた想いにあります。当時担当していたお客さまが、SDGsへの貢献活動に熱心に取り組まれていました。商談を重ねるうちに自分自身もSDGsへの関心が高まり、物流を通じて何か貢献できることはないかと考えるようになりました。

そのような中で、ミドリ安全様と防災について話をする機会があり、同社のお取引先では災害備蓄品の廃棄に関する課題があることをうかがいました。非常時に備えて備蓄品を保管しておくことは重要ですが、使用されないまま賞味期限が迫ってしまうと処分コスト・廃棄ロスが発生するという難しい側面もあることが分かったんです。この件とSDGsへの関心とがつながって、「災害備蓄品の廃棄ロス削減を物流面からサポートする」という取り組みに発展していきました。

ビジネスパートナーとのタッグで課題解決と社会貢献という最適解を提案

廃棄ロスを削減するためには、災害備蓄品の二次流通を実現するスキームが必要です。試行錯誤をした結果、SynaBiz様なら、賞味期限が6カ月あれば、備蓄品を二次流通できるということがわかりました。こうして構築したのが、ミドリ安全様のお取引先から賞味期限の迫った備蓄品を佐川急便が指定の倉庫に運び、SynaBiz様が運営するショッピングサイト「Otameshi」にて二次流通させる、というスキームです。また、「Otameshi」にて販売された商品代金の一部は社会貢献活動団体に寄付されるため、ミドリ安全様のお取引先企業は間接的に社会貢献活動を支援できます。

自分自身が立ち上げた事業で廃棄ロスを削減し、SDGsに貢献でき、お客さまに喜んでいただける。大変嬉しく、やりがいを感じています。物流の全体最適解を提案するというGOALのミッションのもと、現在もお客さま・社会の課題を解決する新しいソリューションの開発に取り組んでいます。

HOPE-目指す理想とは…

私にとってのHOPE は、やはり物流のスペシャリスト達とともに、お客さまの課題を解決する新しいソリューションの提供に尽力できること。それが、GOALで手がけるビジネスの醍醐味でもあります。

先進的ロジスティクスプロジェクトチーム
GOAL®(Go Advanced Logistics)」
2014年に始動。先進的なロジスティクスの提供を通じ、物流の課題解決という『ゴール』へお客さまと共に突き進むグループ横断型専門家集団を意味します。お客さまと共に成長するパートナーとして、いま目の前にある課題の解決だけでなく、潜在的な課題まで敏感にキャッチしながら体制を構築し、物流の全体最適解の提案をミッションとしています。

GOAL®はSGホールディングス株式会社の登録商標です。

SgHOPE Interview

※所属は取材当時のものです