YUKI SHIINA 椎名 由貴

SgHope
Hopeが語る、SGホールディングスグループ
SgHope interview

YUKI SHIINA

佐川グローバルロジスティクス株式会社
南船橋営業所・船橋浜町営業所 所長

椎名 由貴

※所属は取材当時のものです

ロジスティクス事業の最前線となる営業所。
ともに働く従業員と、よりよい職場環境を作りたい。

SGホールディングスグループでロジスティクス事業を展開する佐川グローバルロジスティクスにて、営業所(物流倉庫)の所長を務めています。

お客さまのビジネス、社会生活を縁の下で支える

3PL事業の最前線となる各営業所は、入荷・出荷の対応、適切な在庫管理など、お客さまからお預かりしたお荷物を出荷指示などに応じてスムーズに対応することが第一のミッションです。こうした物流の仕事は目立たないかもしれませんが、社会と密接にかかわっている仕事です。倉庫の現場がきちんと回らないと、必要な場所に商品が届かず、皆さんの日常生活に支障をきたすことにもつながります。

倉庫内オペレーションを円滑に行うことに加えて、お客さまのビジネスを物流面からより良くする新たな提案も欠かせません。物流のプロとして、お客さまのビジネスパートナーとして、どんな提案ができるかを常に意識しています。例えば、SDGsを重視するお客さまに対して、ロジスティクスの分野ではどんな提案ができるでしょうか? 倉庫で商品を保管する際、パレットなどに商品を置くときに荷崩れしないように使い捨てのストレッチフィルム(業務用ラップ)がよく用いられますが、これを繰り返し使えるバンドタイプのものに変えれば、廃棄物の削減につながります。また、より大規模な例では、複数あった倉庫を1カ所に集約することで、各倉庫で使用していた車両の使用便数抑制によりCO2排出量削減を実現した事例もあります。

チャレンジしやすい職場を作りたい

所長として、もう一つ常に意識しているのが「人材の育成・挑戦しやすい職場づくり」です。管理部門での経験から、コンプライアンスや人材の教育を特に重視しています。加えて、批判的にならず従業員の意見を尊重すること、褒めるときはみんなの前で褒めることを心掛けています。そうすることで、従業員同士が互いに褒め合える雰囲気の醸成、また意見を出しやすく、新しいことに挑戦しやすい職場づくりにつながっていきます。

もう15年以上前ですが、新卒で入社した際の研修で当時の上司から聞いた「落ちているゴミを拾える人間になってほしい」という言葉が心に残っています。日々の業務の中に潜む、課題や改善点に気づき、それに対処できる人材になってほしいという意味でした。自分自身がそうあるのはもちろん、共に働く従業員たちにも自発的に課題を発見し改善していける人材になってほしいと思っているので、挑戦しやすい職場づくりは私の大切なミッションですね。

HOPE-目指す理想とは…

私にとってのHOPEは、働く皆さんがさまざまな人生の節目を迎える中で、一緒に成長し続けられる・取り組みたいことを叶えられる職場をつくることです。出産や育児など、その時々のライフステージに応じて柔軟な働き方を選択でき、仕事にワクワクしてもらえるような、やりたいことが叶えられる営業所にしていきたいですね。その上で、かかわった人たちが「一緒に働いて良かった」と思えるような仕事を、私自身もしていきたいと思います。

3rd Party Logistics…顧客の配送や在庫管理などの流通全般を、システム構築を含めて長期一括して請け負うアウトソーシングサービス。