TAKAHIRO ISHIBASHI 石橋 賢嘉

SgHope
Hopeが語る、SGホールディングスグループ
SgHope interview

TAKAHIRO ISHIBASHI

佐川急便株式会社
関東支店 中野営業所 営業課

石橋 賢嘉

※所属は取材当時のものです

東日本大震災で衝撃を受けた物流インフラの世界に挑戦。
品質と安全を常に意識し、お客さまに尽くす

新卒で佐川急便に入社し、中野営業所に配属となりました。物流に携わりたいと思ったきっかけは、学生時代に東日本大震災を経験し、物流の大切さを感じたことでした。当時、地元東北の居酒屋でアルバイトをしていて、震災の影響で店にほとんど食材などが届かず困っていたのですが、佐川急便がいち早く荷物の配送を再開したんです。そのとき初めて、荷物が届かないってこんなに困ることなんだ、物流業界ってすごいな、と感じました。その後、佐川急便の一員となり、今度は自分が社会インフラとしての物流を担う立場になりました。

一つ一つが大切な贈り物だという意識でお荷物を届ける

中野営業所の担当エリアは、商業エリアと住宅地が数多く混在していることで、同一のエリアに性質の違う複数の配達先が存在します。そのため配達件数も多いのですが、お預かりする荷物の一つ一つの背景も様々です。送り状に記載された内容品の文字だけでは分からないのですが、とても大切な贈り物ということもあります。荷物のお届けが遅れ、お問い合わせをいただいたときに初めてご事情を知ることも少なくありません。だからこそ、常に誰かの大切なものを運んでいるということを忘れず、どんなときも丁寧な荷扱いで時間のお約束を確実に守る、という意識を持っています。

丁寧なコミュニケーションで部下に「品質」「安全」の大切さを伝える

今は営業係長として、担当エリアのマネジメントを行う立場にあります。部下にも、自分のドライバー時代の経験を生かし、時間のお約束を守ることの大切さなどを伝えています。実は営業係長としてはこの営業所の中では一番年下で、年上の部下を持つことも多いです。だからこそ、一方的に指導するのではなく、相手の主張をしっかりと理解したうえで、何をしなければいけないのか、何が良くなかったのか、などを丁寧に説明するなど、お互い気持ちよく仕事ができるよう、コミュニケーションの工夫を重ねています。

品質とともに、常に意識しているのは『安全』です。車両を使用して事業を展開する『プロ』のドライバーである、という責任感を常に感じています。万が一、事故を起こしてしまったら多くの方に多大なご迷惑をおかけしてしまいますし、ドライバー本人の人生も左右しかねません。だからこそ、たとえ口うるさいと思われたとしても、安全に関する注意喚起を欠かさず続けていくことが、私の役目だと思っています。

HOPE-目指す理想とは…

私のHOPEは、「お客さまに喜んでいただける仕事をすること」です。ドライバー時代には、何度もお客さまの元に通い、あいさつを欠かさず、心の距離を縮められるよう努めていました。今も、マネジメントや営業などやるべきことは多いですが、その中で常にお客さまに喜んでいただくために、自分は何ができるかを考えています。