


AKARI YAMAMOTO
SGホールディングス
女子ソフトボール部
山本 星
※所属は取材当時のものです
誰にも負けたくない!
何ごとにも手を抜かず、他人がやらないことをやる!
ソフトボール一家で育ち、SGホールディングスの雰囲気に惹かれる
父がソフトボールチームのコーチ、姉がその選手、と、ソフトボール一家で育ちました。私も自然と競技の魅力に惹かれ、小学校からソフト一筋で取り組んできました。中学校進学後は、兵庫で唯一の女子のクラブチームに所属。当時から内野手で、ひと通りのポジションは経験しました。脚は速い方なので、スピードを守備に生かせているのかなと思います。
実業団の試合もよく見に行っていたのですが、「あのチーム、雰囲気が良いな」と好印象だったのが、SGホールディングスの女子ソフトボール部でした。以来、その印象が頭の片隅に残っていたんです。
先輩の想いを受け継ぎ、連覇を達成した高校時代。そして…
中学校を卒業すると、地元の兵庫大学附属須磨ノ浦高校に進学しました。私の一つ上の先輩には、現在ギャラクシースターズでキャプテンを務める高橋まひろ選手がいて、当時もキャプテンとしてチームを牽引していました。
高橋選手のリーダーシップの下、2年生の時に、学校として9年ぶり2度目の全国高校総体優勝を達成。その翌年に、今度は自分たちが中心となって、連覇に挑むことになりました。正直、当時プレッシャーはかなり感じていました。でも、先輩たちからバトンを受け継いで自分たちが中心になったのだから、「自分たちの強みを生かして、勝とう」と強く意識して頑張りました。その努力が実って、連覇を達成することができたことは、今でも最高の思い出です。
実は、私をギャラクシースターズに導いてくださったのも、高橋選手でした。高校卒業後の進路を考えていた時期に、一足先にギャラクシースターズに入部していた高橋選手が、良いチームだからぜひ、と誘ってくれたんです。私自身、中学生のころからチームに良い印象を持っていたこともあり、ギャラクシースターズへの入部を決意しました。
苦しい時期を乗り越え、実業団選手としての自覚が芽生えた
入部してからの2年間には、大きな転機もありました。1年目の4月に、いきなり怪我で2週間ほど離脱することになってしまったんです。リーグ戦直前ということもあり、焦りを感じて気持ちも落ち込んでしまいました。それからはなかなか上手くいかない時期が続き、特に2年目のリーグ開幕前の時期は、プレーも、普段の振る舞いでもすべてが上手くかみ合わなくて…。
その時期に、監督や先輩たちから指導を受け、考え方が変わっていきました。「落ち込む前に、何ごともやってみないと分からない!」と、ポジティブに考えられるようになったんです。そして迎えた去年のリーグ戦は、思い出に残る1年間になりました。2部での全勝優勝を誓って挑んだ最終戦、チームみんなが一つになって逆転勝利を勝ち取ったことは、これからも忘れられない瞬間になると思います。
私自身の性格は、負けず嫌い。何に対しても負けたくないし、人と同じことはしたくないんです。練習メニューでも、オフの日の過ごし方でも、「他の人がやっていないことをやろう、自分なりのやり方で勝とう」ということを意識しています。
また、実業団選手となって、多くの方たちが目に見えないところでも支えてくださっている、ということを強く感じるようにもなりました。なので、単に負けず嫌いを貫くのではなく、時には柔軟性をもって取り組み、皆さんに結果で恩返しできるよう心掛けています。
迫られる前に、自ら先に動く! 目指すはプレーオフ進出
私が大切にしている言葉は、二つあります。一つは、アメリカの実業家ジャック・ウェルチという方の、『変革せよ、変革を迫られる前に』という言葉。ライバルに迫られる前に、自分自身が先に動いて変わろう、という意味に捉え、負けず嫌いな自分にとってのモットーにしています。
もう一つは、「選択肢は無い」という考え方。迷うことや、上手くいかないことがあっても、「自分はこうやって進んでいきたい」と思った道を信じて取り組み、結果を出せれば、その信念は間違いでなかったと証明できるはず。だから、「あのとき違う選択をしたほうが良かった」とは思わないようにしています。
今年の目標は、JDリーグでのプレーオフ進出です。支えていただいている皆さんに恩返しができるよう、チーム全員で掲げた目標を達成できるよう、「打ち勝つべきライバルは自分自身」と思って、全力で頑張ります。
HOPE-目指す理想とは…
競技に対してストイックであることは大切だと思っていますが、一方で、多くの方に支えられている実業団の一員として今意識しているHOPEは、「応援したいな」と思っていただける、「愛される選手」になることです。ソフトボールの技術だけでなく、目配り気配り心配りが自然とできて、人としての基本的な礼儀やあいさつが当たり前にできる、そんな選手を目指して日々精進しています。
HIROKI
HASHIMOTO

怪我との闘いを乗り越え箱根駅伝出場、そして憧れの実業団へ
- SGホールディングス陸上競技部
- 橋本 大輝
TETSUYA
MURANISHI

物流×旅行・イベント事業で新しい価値を創出したい
- 佐川アドバンス株式会社
- 村西 徹哉
KAZUTO
KAWABATA

主将として、走る姿で感謝の気持ちを表す
- SGホールディングス陸上競技部
- 川端 千都
YUKI
SATO

“自分自身に期待すること”が、走り続けられる理由。
- SGホールディングス陸上競技部 選手兼アドバイザー
- 佐藤 悠基