KOJI KOGURE 小暮 紘嗣

SgHope
Hopeが語る、SGホールディングスグループ
SgHope interview

KOJI KOGURE

佐川急便株式会社
営業開発部 営業開発課

小暮 紘嗣

※所属は取材当時のものです

物流の力で1次産業を支えるプロジェクトに参画。
農家の方との会話がやりがいに。

入社当初は佐川急便松山営業所にてセールスドライバー®として8年間勤務しました。その後、GOAL®の一員となって間もないころに参画したのが、新鮮な農産物を産地から首都圏まで直接届けるスキームを構築するプロジェクトです。自分が成長するきっかけとなった思い出深い案件です。

地方の良質な農産物を首都圏に直送し、生産者の販路拡大を支援

この案件は佐川急便の持つ配送ネットワークと、農業総合研究所様の持つ農産物直売の全国インフラなど、両社のノウハウを組み合わせ、長野県の新鮮な農産物を首都圏のスーパーで販売するというものでした。

私は愛媛県出身で、ずっと農産物に囲まれた生活をしていました。当時はそのことを何とも思っていませんでしたが、上京してから、新鮮な農産物はどこでも手に入るわけではないことを知りました。また、生産者である農家の方と何度もお話をする中で、農産物流通の実情も分かって来ましたし、生産者さんがご自身の子どものように愛情をかけて育てられた農産物を、もっと多くの方に届けたいという思いも芽生えました。

生産者との会話の中で、会社への信頼を感じ背筋が伸びた

一方で、販路拡大にあまり興味を持たれない生産者さんに、新鮮な野菜をより多くのお客さまに届けることの意義をお伝えするのには苦労しました。長野県のとある市周辺には、道を覚えるくらい頻繁に通い、畑で作業されている方にお声がけをして、その場でご説明をして……。ご厚意でおにぎりを頂き、一緒に食べながらお話しをしたこともありました。そのような中で、「佐川さんが運んでくれるなら任せるよ」とお声がけいただけることも多く、会社に対する信頼を感じ、自分も誇りに思いました。

生産者さんから「首都圏のスーパーでこんなに売れたよ」「次はこうしたらもっと売れるかな」などとお声がけいただけたときは、やっと信頼関係が築けたのかなと思い、嬉しかったですね。

HOPE-目指す理想とは…

私にとってHOPEとは、これまではお客さまからの期待や信頼など、自分に寄せられるものでした。今は、9名の課員をまとめる立場として課員を信頼し、成長の場を与えることが私のHOPEです。

課員に伝えているのは、吉田松陰の「夢無きものに成功なし」という言葉です。さまざまな解釈がありますが、私は「夢(目標)が無いとそれに対するプロセスが描けない。プロセスが描けないと目の前のやるべきことも分からなくなってしまう」という意味で捉えています。しっかり自分の目標ややりたいことを持って、日々の業務に取り組み成長していってほしいと思います。

GOAL®、セールスドライバー®はSGホールディングス株式会社の登録商標です。