INTERVIEW
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佐川アドバンス株式会社
/保険販売課
Ryo Tsukui
2017年入社
※BM:ビルマネジメント
01.
LEAD
私の業務は、不動産の管理。佐川急便内にある、信託銀行が保有する物件の空調や電気系統等の点検管理を行いながら資産価値を守っています。点検作業自体は外部の業者の方に委託しており、業務自体も点検結果を確認して異常がないかを確認するのがメイン。こう聞くと地味で目立たない仕事に思われるかもしれませんが、やりがいに満ちた仕事だと感じています。
特に、私は中途での入社で、前職では不動産賃貸の営業事務を担当していました。前職では、基本的にルーティンワークに加えて、営業に頼まれたことに対応することがほとんど。しかし、この仕事はそうはいきません。不動産としての価値を守るため、契約に基づいた点検がされているか。そのスケジュールから結果の確認まで自分で考え動かなくてはいけません。目立たないからこそ、自分が意識して主導していかなければ、誰も気づかないうちに物件に欠陥が生まれてしまうのです。
02.
PERSON
目立つ仕事ではなく丁寧できめ細やかな仕事を大切にするのが私のモットー。そう思うようになったのは、全国の点検作業の請求処理の移行。それまで、先輩社員と私と派遣の方を合わせた7名ほどのメンバーで行っていた点検業務をグループ会社に移管することになったのです。業務マニュアルに沿って、私なりに必要なことをきちんと説明し、無事移管は終了しました。
しかし、その後に問題が多発。請求業務に遅れが生じたり、点検結果で不具合が出ているのにそれがなかなか上がってこないという事態が起きてしまったのです。原因特定のために話を聞いていくうちに、私の説明が足りていなかったと気付きました。人によって、理解がしづらい部分も違えば、もともと持っている知識もバラバラ。だから、マニュアル通りではなく、相手に向き合い、必要な情報を適切なコミュニケーションで適切に伝えなければならない。そう痛感しました。
03.
RESPONSE
この移管作業以降、言われた通り、マニュアル通りではなく自ら考えて働きかけるような仕事を意識するようになりました。点検業務で外部の業者さんを向き合うときも、専門知識や用語もわからなければ恐れずに丁寧に確認する。ただ伝えるのではなく、納得感を得られるように工夫して伝える。当たり前のことを、当たり前以上のクオリティーで着実に実行することが、いい仕事であると信じています。
また、自ら働きかける姿勢は点検業務だけでなく、他の場面でも大切だと思っています。例えば、以前に建築物環境衛生管理技術者という資格を取ったのですが、受験用の書籍費用等について負担を感じることもありました。これでは後輩が取りづらいと思い、費用の一部負担を会社に提案。それが採択され、今では補助金や取得時の祝金が出るような制度ができました。このように、働きかければ答えてくれる会社であるのがSGリアルティのいいところ。これからも着実に、でも積極的に働きかける仕事をしていきたいです。
QUESTION
前職で不動産の賃貸仲介をしていたので、その知見を活かしつつも知識の幅を広げたいと考えていました。SGリアルティであれば設計や管理にも携わることができるという幅の広さが魅力でした。また、これまでずっとBtoCの仕事をしてきたので、BtoBの世界も見てみたいという気持ちもありました。
穏やかで風通しがいいところです。経営陣1人に対して若手社員4人で囲む座談会があり、フランクに話を聞けたり、意見を提案できたりと肩書きや年次に関係なくコミュニケーションが取りやすいと感じます。困った時にも相談しやすいので業務が進めやすいのももちろんですが、他愛のない話もしやすいので、職場の雰囲気自体も居心地が良いです。
鈴木さんに聞けば大丈夫。そう思われるような先輩になりたいです。そのためには、物件に関する知見を深めるだけでなく、業務の進め方やコミュニケーションの取り方までもっと磨かなければと思っています。先輩を見ていると、ちょっとした質問に対してのレスポンスや指示出しのスピード、正確さに驚かされるばかりです。自分もそうなれるよう、頑張っていきたいです。