SGH財団
東南アジアからの私費留学生に奨学生採用証書を授与
その他
公益財団法人SGH財団は、2019年度SGH奨学生採用証書授与式を10月28日(月)に京都で開催いたしました。
第34期生となる2019年度SGH奨学生16名(学部生9名、大学院生7名)は、国公私立各大学の学長より推薦を受けた私費留学生112名の応募から、SGH奨学生選考委員会による厳正な審査を経て採用されました。奨学生には奨学金月額12万円がSGH財団より2年間給付されます。
ホテル日航プリンセス京都で行われた採用証書授与式においては、理事長の栗和田 榮一より、奨学生一人ずつに採用証書が手渡されました。奨学生を代表してベトナムからの留学生である、レー クイン チー さん(奈良女子大学大学院1年次)が「これから、SGH財団に感謝する気持ちを忘れず、社会への恩返しをするために元気に頑張りたい。」と謝辞を述べられました。その後の懇親会では、奨学生を中心にご来賓、財団関係者およびSGホールディングスグループ関係者との交流を図りました。
なお、採用証書授与式に先立ち、奨学生は佐川美術館にて、日本画(平山 郁夫氏)、彫刻(佐藤 忠良氏)、陶芸(樂 吉左衞門氏)などの作品を鑑賞しました。また、京都・嵐山を訪れ、トロッコ列車や保津川下りを楽しみ、和紙照明手作り体験をする等、日本の伝統や文化に触れる機会となりました。
理事長 栗和田 榮一 挨拶(抜粋)
奨学生の皆さまには、急速に変化する環境の中で志を高く持ち、将来の目標達成に向けて、着実に歩んでいかれることを望みます。また、日本の社会や文化に触れ、日本の良き理解者となり、国際人として活躍されることを期待します。
公益財団法人SGH財団について
公益財団法人SGH財団は、2015年4月1日に旧公益財団法人佐川留学生奨学財団、旧公益財団法人佐川がん研究振興財団、旧一般財団法人佐川国際経済協力会の3財団を合併し、設立されました。国際的で活力ある社会の創造に向け、多面的かつ幅広く社会活動に寄与することを目的として、教育・文化、医療・福祉、経済・産業等の振興・発展を図るための研究および事業への助成等を行っています。
SGH財団の事業の一つである留学生奨学事業においては、これまで延べ542名を採用、奨学金は総額で12億3,918万円に達しています。奨学金の給付や同窓会の開催を通じて、日本での留学生活が豊かで実りあるものになるよう努めています。
2019年度(第34期)の奨学生一覧(敬称略)
氏名 | 性別 | 国籍 | 大学 |
アデリン アン リー リン | 女 | シンガポール | 北海道大学 |
グェン ティ ホア | 女 | ベトナム | 下関市立大学 |
グェン チェウ クエ ティエン | 女 | ベトナム | 宮崎公立大学 |
ミッチェル ナディア タノト | 女 | インドネシア | 明治大学 |
ソ チング マン | 女 | マレーシア | 福山大学 |
グェン アイン ガン ハ | 女 | ベトナム | 環太平洋大学 |
ロー ジュン セン | 男 | マレーシア | 福井工業大学 |
リチャード オンコ | 男 | インドネシア | 大阪工業大学 |
ニコラス エコ サプトラ | 男 | インドネシア | 大阪産業大学 |
フェリックス サリム | 男 | インドネシア | 東京工業大学大学院 |
ヌル イズヤナ ファラディラ ビンティ アズミ | 女 | マレーシア | 埼玉大学大学院 |
クレワッタナクル ナッチャノン | 男 | タイ | 京都大学大学院 |
グェン ティー トゥー フエン | 女 | ベトナム | 富山大学大学院 |
ラーマ デウィ アマリア | 女 | インドネシア | 愛知教育大学大学院 |
レー クイン チー | 女 | ベトナム | 奈良女子大学大学院 |
パラポン ワリサラー | 女 | タイ | 拓殖大学大学院 |