SGホールディングス
中期経営計画「Second Stage 2021」策定について
経営・人事
SGホールディングス株式会社は、2022年3月期を最終年度とする3カ年のSGホールディングスグループ中期経営計画「Second Stage 2021」を策定しましたので、お知らせいたします。
1.前中期経営計画「First Stage 2018」(2017年3月期~2019年3月期)の振り返り
SGホールディングスグループは、持続的成長を図ることを目的として、総合物流ソリューションの提供を推進し、先進的ロジスティクスプロジェクトチーム「GOAL®(GO Advanced Logistics)」(以下「GOAL®」という)の本格化やグループネットワークを活用した付加価値輸送サービス「TMS(Transportation Management System)」の拡販などに注力しました。適正運賃収受を推進するとともに「働き方改革」への対応や輸送インフラなどリソースの強化にも取り組みました。
一方で、継続的に見込まれる労働需給のひっ迫や物流ニーズの多様化など、経営環境の変化に対応していくためには、さらに進化した総合物流ビジネスの展開と同時に、人材などの経営資源を最大限に活用する仕組み・組織づくりが喫緊の課題であると認識しております。
2.新中期経営計画「Second Stage 2021」
こうした環境を背景に、グループ経営ビジョン「アジアを代表する総合物流企業グループへ」の実現に向け、新たに中期経営計画「Second Stage 2021」を策定しました。「Second Stage 2021」では、持続的成長を実現していくため、特に総合物流ソリューションの進化と経営基盤の強化に注力してまいります。
新中期経営計画における経営戦略は以下の6項目です。
(1)グループ総合力の結集による進化した物流ソリューションの提供
- グループ一体となったビジネスモデルの確立
- 物流領域の拡張と付加価値創造の推進
- GOAL®体制の拡大およびアライアンスの強化
(2)経営資源の価値最大化による成長基盤の確立
- 人材の積極的な活用・適切な配置を通じた組織基盤の強化
- 従業員待遇のより一層の向上と、魅力のある職場環境の整備
- X-Frontier プロジェクトをはじめとしたネットワークの拡大
(3)デジタル化の推進と最新技術の導入による効率化・顧客利便性の追求
- 新技術導入による業務の効率化・省力化を推進
- デリバリー事業を中心としたデータ蓄積等のリソース有効活用
- 顧客サービス強化を目的としたIT投資
(4)グローバル物流事業における顧客基盤拡大と高いプレゼンスの発揮
- Expolankaを軸としたグローバルネットワークの拡大
- GOAL®を中心とした成長市場への展開
- アジアを中心とした収益基盤の拡張(3PL・デリバリー)
(5)組織・人材の課題解決力の高度化による競争優位性の創出
- フラットな企業風土の醸成によるコミュニケーションの活性化
- 競争優位につながる新たな価値を創出する人材の育成
- 常に改善・挑戦を続ける活力のある組織づくり
(6)経営管理体制の一層の強化およびステークホルダーの満足度向上
- コーポレートガバナンスの一層の強化
- 社会を支える物流企業としてSDGsへの貢献
- 持続的成長に向けた投資と安定した株主還元の両立
3.数値目標
2019年3月期 | 2022年3月期 | ||
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実績 | 目標 | 2019年3月期比 | |
営業収益 | 11,180億円 | 12,130億円 | 108.5% |
営業利益 | 703億円 | 740億円 | 105.3% |
営業利益率 | 6.3% | 6.1% | △0.2pt |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 434億円 | 455億円 | 104.8% |
EBITDA | 913億円 | 1,060億円 | 116.1% |
詳細な説明資料については、こちらをご覧ください。
https://www.sg-hldgs.co.jp/ir/management/plan/