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佐川急便

航空保冷コンテナの電力方式をニッケル水素電池パックに変更

事業

SGホールディングスグループの佐川急便株式会社は、航空機に搭載する航空保冷コンテナの電力方式を2019年3月よりニッケル水素電池パックに変更します。なお、航空保冷コンテナへのニッケル水素電池パック使用は、航空貨物フォワーダーとしては初となります。

航空保冷コンテナは各航空機内において保冷能力を維持するための冷却ファンの動力にマンガン乾電池を使用していました。そのため使用後は廃棄が必要となるなど資源の有効活用が難しい状況でした。
動力に充電式電池パックを使用することで廃棄物産出を抑制することとなり、年間で17万本(約23t)の電池使用量を削減することができます。また、これまで複数本の乾電池を交換していた作業が1個の充電式電池パック交換に変わることで、作業効率が向上します。

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航空保冷コンテナ

バッテリー仕様

電池メーカー パナソニック株式会社
電池種類 ニッケル水素電池
保冷コンテナ連続使用時間 ニッケル水素電池パック使用で11時間(「冷凍」設定時)
※専用充電器を使用
※充電時間:約10時間

佐川急便では今後も業務改善、品質の向上を図り、お客さまのさまざまなニーズに応える物流サービスを展開していきます。