佐川急便
佐川急便の新テレビCM&Web動画『和菓子屋の父』篇 ~11月22日(木)から全国で放映開始~
事業
SGホールディングスグループの佐川急便株式会社は、結婚する娘とその父親の物語を軸に、二人の想いをつなぐ、佐川急便のセールスドライバーを描いた新テレビCM「和菓子屋の父」篇(30秒、60秒)を、2018年11月22日(木)【いい夫婦の日】から全国で放映開始いたします。また、Web動画「和菓子屋の父」篇(ロングバージョン・138秒)を、11月21日(水)15時から、YouTube佐川急便公式チャンネルで公開いたします。
佐川急便 新テレビCM「和菓子屋の父」篇より
テレビCMについて
今回の新CMでは、とある和菓子屋を舞台に、和菓子職人の父と、その父から結婚を猛反対され、父親が来ない結婚披露宴に臨む娘のストーリーを通じて、ひとつの荷物の中に込められた「想い」をシンボリックに描きました。父親が欠席した結婚式当日、式場に届けられた「父の想い」が、娘とのわだかまりを解き、あふれる涙になっていく――セールスドライバーという仕事の真ん中にある「想いをつなぐ仕事」という本質を、繊細で美しい日本文化を感じる映像世界で表現しています。
最大の見どころは、父の想いと愛が詰まったサプライズを目の当たりにした瞬間、娘の目から涙がこぼれるシーンです。深い愛情が込められた、世界にひとつのウエディング和菓子ケーキの繊細な美しさを、花嫁の美しさとともに、印象的に描きました。また、インサートでは、心を込めてケーキを作る懸命な父の姿と、完成したケーキをセールスドライバーに託すシーンを大切に描き、それぞれの想いがつながる物語であることを印象付けます。
父親にとって、特別な出来事である娘の結婚物語と絡めて、佐川急便のセールスドライバーの仕事を描くことで、お客さまの深い共感につなげます。
Web動画について
Web動画では30秒のCMでは表現しきれない、父と娘、そしてセールスドライバーという3人の登場人物それぞれに物語を感じるように、一人ひとりの表情と感情の動きを丁寧に描きました。舞台の和菓子屋という繊細で美しい日本の伝統文化を生かし、情緒や空気感を感じるインサートカットを多く入れることで、よりエモーショナルな世界観を演出しています。
CMストーリー
とある和菓子屋にて。和菓子職人の父親が、玄関で荷物を届けに来た佐川急便のセールスドライバーと、親しそうに会話をしています。そんな父の後ろ姿を、部屋の陰から眺めながら、「その人は、佐川の伊藤さん。毎日やって来るこの人に、あと何回会うんだろう」と心の中で呟く主人公の娘。実は、父に猛反対された婚約相手と結婚式を挙げるため、実家を出ていく日が間近に迫っています。
結婚式当日。新婦がヘアメイクの最中、結婚式を欠席する父が反対した時のことを回想し、どこか寂しそうな表情を浮かべています。披露宴が始まり、迎えたケーキカットのシーン。「新婦のお父さまが作った和菓子のケーキです」という司会者のアナウンスとともに、父が作った、世界に一つしかない渾身のウエディング和菓子ケーキが運ばれてきます。驚きとともに、ウエディング和菓子ケーキを作る父の姿が思い浮かび、「お父さん…こんなの…切れるわけないじゃん」と、一気に涙が込み上げてくる新婦。そして、式場の外では、父から託されたウエディング和菓子ケーキを届けた、佐川急便の伊藤さんが、新婦の末永い幸せを祈る気持ちと、大事な仕事をまかされたのだという厳粛な使命を改めて感じ、その万感の想いを込めて、深々とお辞儀しています。その姿に、「その仕事、佐川急便」というナレーションとタイトルが重なり、物語を締めくくります。
撮影エピソード
佐川急便のセールスドライバーの声が感動の物語を後押し
結婚する娘とその父親の想いを、佐川急便のセールスドライバーがつなぐ今回のストーリーは、自身が担当するエリアのお客さまの元に、毎日通って信頼を深め、日常の会話をする関係になることがやりがいにもなっていると語っていた、とあるセールスドライバーの声をヒントに企画を立案。取材中、「この仕事をひと言で言えば、想いをつなぐ仕事」と言い切った彼の言葉が、父と娘の想いをつなぐ物語の柱となっています。
見守るスタッフももらい泣きした花嫁の号泣シーン
制作チームが最もこだわった場面が、クライマックスで花嫁が涙を流すシーン。何度もテイクを重ねたことで、花嫁役の吹越さんには何度も泣いていただきましたが、そのたびにスタッフの皆さんも号泣するなど、CM同様に見ているだけで胸が熱くなる、感動的な撮影現場となりました。
完成までに3日間を費やした和菓子ウエディングケーキ
和菓子のウエディングケーキは、和菓子の師範資格を持つフードコーディネーターとクリエーティブスタッフでアイデアを出し合って、複数のデザイン原案を作成。さらに、京都の老舗和菓子処の菓子職人の方にも取材してアドバイスをいただき、実際に作った和菓子ウエディングケーキ3種類の中から1つが選ばれました。そこから撮影までにブラッシュアップし、本番用を作るのに3日間を費やしました。ケーキを囲む「練切(ねりきり)」という和菓子は、吉祥のシンボルを模した松竹梅を象徴したものです。
和菓子屋ならではの素朴な美しさを演出した髙田弘隆監督
テレビCM前作「母になって」篇に続き、ディレクター兼カメラマンとして、柔らかい自然光の中、老舗の和菓子屋ならではの情緒あふれる瞬間を切り取り、上質な映画のような空気感で表現した高田弘隆監督。奥行き感のある逆光をベースに、和の素朴な美しさ、職人シズルの美しさを印象的に捉え、感動的なストーリーを演出しました。
テレビCM 概要
タイトル | 「和菓子屋の父」篇(30秒、60秒) |
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放映開始日 | 2018年11月22日(木) |
放映地域 | 全国 |
Web動画 概要
タイトル | 「和菓子屋の父」篇(ロングバージョン・138秒) |
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放映開始日 | 2018年11月21日(水)15時 |
動画公開先 | YouTube佐川急便公式チャンネル |
制作スタッフ/出演者
- クリエイティブディレクター:
鈴木武人/村木智一 - CMプランナー・コピーライター:
薄景子 - クリエイティブプロデューサー:
国分和之 - プロデューサー:
長谷川祐幾/中尾亮太 - 演出・撮影:
髙田弘隆 - 照明:
加藤正夫 - 編集(オフライン):
吉田麻希 - 編集(オンライン):
天野裕司 - 録音・MA:
三田村雄 - 美術デザイナー:
鈴木一弘 - スタイリスト:
山崎厚見 - ヘアメイク:
加藤小織 - SE:
宮良明彦 - フードコーディネーター:
小島和美 - ステディカム:
永森芳伸 - キャスティング:
元川益暢/菅野勝美 - ナレーター:
小山鉄平 - 音楽プロデューサー:
吉田武史/田中裕介 - 出演:
吹越ともみ(娘・新婦役)/佐々木省三(父親役)/柾賢志(セールスドライバー役)/安倍基江(司会者役)/山中雄輔(彼氏・新郎役)
※「セールスドライバー®」は、SGホールディングス株式会社の登録商標です。