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 SGホールディングス株式会社は、2017年12月13日、東京証券取引所市場第一部に上場致しました。これもひとえに、お客様の日頃からのご愛顧と、多くのステークホルダーの皆さまのご支援の賜物であります。深く感謝を申し上げます。

 私たちSGホールディングスグループは、物流という社会インフラを担っております。その自覚のもと、「ステークホルダーの期待に応える経営」に取り組んでまいりました。上場会社として、更なる経営管理体制の充実と事業基盤の強化を図り、透明性の高い経営の実践に努めてまいります。

 振り返れば、1957年3月、創業者が京都で「飛脚」を始めたのが私たちの原点です。以来、お預かりした大切な荷物を、迅速・確実・丁寧にお届け先まで運ぶことを追求してまいりました。現在、従業員8万人を超える総合物流企業グループへと事業を拡大できたのも、お客様の物流への期待に使命感を持って応え続けてきたからこそと考えております。

 近年、国内の物流業界を取り巻く経営環境は大きく変化しております。少子高齢化の影響から人手不足の厳しさが増している反面、ネット通販の市場規模は拡大の一途を辿り、ラストワンマイルを担う物流業界への期待は益々大きくなっております。海外に目を向ければ、成長著しいアジア諸国は、巨大な消費市場としても注目され始め、物流の需要が一層高まることは想像に難くありません。

 国の内外を問わず、物流への期待は益々高まってくると感じております。私たちはグループ一丸となって、お客様や地域社会、その他多くのステークホルダーの皆さまからの期待に応え、社会インフラとしての使命を果たしてまいります。さらに、長期経営ビジョン「アジアを代表する総合物流企業グループへ」を見据え、今後も邁進していく所存であります。引き続き、変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

SGホールディングス株式会社
代表取締役会長

栗和田 榮一

 私からは2018年3月期(平成29年3月20日から平成30年3月31日まで)の業績および取組みにつきご報告申し上げます。

 我々物流事業者を取り巻く環境は、人口減少に伴う労働力不足や「働き方改革」に関する社会的な取組みの進展、特に宅配便業界においてはEC市場の成長に伴う個人宅向け荷物の増加及びお客様のニーズの多様化など劇的に変化しております。
 このような環境の中、当グループでは長期ビジョンの実現に向け、2016年度から3カ年の中期経営計画「First Stage 2018」を策定致しました。6つの重点施策を通じて、お客様の信頼に応えるソリューションを提供するための品質強化、インフラ強化を実現することを目指しております。
 具体的には、自社戦力の増強および配送委託先の拡充により当グループの輸送インフラを強化するための投資を行うことで、職場環境の改善、および輸送品質の向上や事業基盤の強化を行っております。この他の投資として、業務効率化を目的としたIT投資や、輸送能力向上等を目的とした国内最大級の中継センター(2020年稼働予定)の建設プロジェクトも推進しております。

 また、グループ横断で複合的な物流サービスを提案する先進的ロジスティクスプロジェクトチーム「GOAL®(Go Advanced Logistics)」(以下、「GOAL」という)の活動を通じて、物流改善のソリューションを提供しております。さらに、株式会社日立物流との資本業務提携においては、「デリバリー事業とロジスティクス事業の融合」をテーマにお客様のサプライチェーンをより幅広い範囲で改善する取組みを推進しております。
 海外事業では、国内外一貫した物流ソリューションの提供とアジアを中心としたフォワーディングネットワークの充実化及び現地物流の強化に取り組んでおります。

 2018年3月期においては、高付加価値ソリューションの提供、適正運賃収受の取組みを継続して行いました。この結果、2018年3月期の連結営業収益は10,450億円(前期比112.3%)、営業利益は627億円(前期比126.8%)と前年同期比増収増益となりました。
 また、従業員の採用強化、路線・集配の委託先の増強等の積極的な投資による輸送インフラの強化を実施し、次年度以降の成長を見据えた事業基盤づくりを実施いたしました。

 2019年3月期においては、労働需給の逼迫やEC市場の急激な拡大への対応といった業界環境が依然として課題となっており、働き方改革や人材不足に対応するためのコストは上昇傾向にあります。
 「First Stage 2018」の最終年度として、高付加価値ソリューションの提供を継続しながら適正運賃の収受を引き続き行い、働き方改革を含めたインフラの強化を図ってまいります。採用強化、外注先確保のための将来に向けた投資を積極的に行い、2020年8月の国内最大級の中継センター竣工後の取扱個数増加につなげるための準備として、事業基盤の構築を着実に実行してゆく所存であります。

 2016年3月に資本業務提携契約を締結した株式会社日立物流との協創プロジェクトの取組みは、3年目に入りました。両社の強みを活かした取組みが多方面で進んでおり、お客様に提供できるソリューションが広がっていることを実感しております。
 今後も従来の活動に加え、更なる連携の強化を図ってまいります。

 配当金につきましては、一株あたり33円とさせていただきました。

 品質向上・インフラの強化を実現して収益を成長させ、株主の皆さまには安定した配当を継続していくことを目指してまいります。株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

SGホールディングス株式会社
代表取締役社長

町田 公志

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